二人らしい結婚式に仕上げるには細部までこだわりたいものですが、新郎新婦のセンスを光らせることができる演出アイテムにはどんなものがあるのでしょうか?
披露宴会場にて、新郎新婦に代わってゲストの方々をお迎えするという重要な役割を果たすウェルカムボード。単なる看板だと思っていたら大間違いです。
ウェルカムボードの作成は式場やフォトスタジオなどプロにお任せすることもできますが、新郎新婦の力作や友人の心のこもった手作りも多く見られます。定番の写真・似顔絵だけでなく、人形を使ったりゲストに一言メッセージを添えてもらうゲスト参加型など、使う材料にこれといって決まったものはありませんので、身近にあるものなどアイディア次第で2人だけのオリジナルウェルカムボードを作ることができますよ。
新郎新婦が指輪交換するまで結婚指輪を乗せておく小さなクッション状のものを、リングピローと呼びます。欧米スタイルのチャペル結婚式で使うのが主流ですが、最近ではその他のウェディングスタイルでもリングピローを使うカップルが増えているのだそうです。
それもそのはず、和風のものやケーキ型など、従来のクッション型から進化したさまざまなリングピローが販売されています。リングピローそのもののデザインだけを見て決めてしまいがちですが、ウェディングドレスやブーケと合わせてみてしっくりいくかどうかがリングピローを選ぶ際の最重要ポイントであることを忘れないようにしましょう。
結婚式が終わったらインテリアとしてお部屋に飾ることもできますし、将来赤ちゃんが生まれたときにファーストピローとして使うと幸せな一生が送れるという言われもあるなど、その後の使い道はあなた次第ですので、綺麗にとっておきましょうね。
また、ゲスト一人ひとりが直接手にするペーパーアイテムも忘れてはいけません。主なペーパーアイテムには招待状・席次表・席札・メニュー表があり、この4つを同じデザインで統一するカップルが多いようです。
まずは挙げる挙式スタイルによってデザインのベースを決めると全体のイメージがまとまりますが、予算や自分たちの思い描くイメージに合わせて、業者に委託するまたは手作りする2通りの選択が可能です。幅広い年齢の方をご招待する結婚式の場合は受け取る側のことも考えて、ご両親にもアドバイスをしてもらうとよいでしょう。