お付き合いが長くなってそろそろ結婚と考えるとき、周囲から反対されたことはありませんか?ここでは結婚を反対される理由の三大要因を挙げてみます。
まず第一に出てくるのは生活力について。男性が定職についていなかったり、生活基盤がしっかりしていない二人の結婚は反対されて当然だと思っていいでしょう。お互い低所得者である場合は、共同生活をすることで家賃などの生活費が安くなることはありますが、それを承知で賛成されることはむしろ例外です。周囲が反対する第一の理由は経済基盤がしっかりしていないこと。これにつきます。
次にクリアしなければならないのは、新居の場所です。新居が実家から遠いというのは反対されやすい.というのは、両親は子供を育てるのに母親一人では大変だと知っているからです。両親が近くにいるということは子供ができた場合にも預かってもらったり、何かと頼れます。生活費が少し苦しくなったときでも遊びに行くこともできます。両親も、ただ側にいるだけで安心するものです。できる限り近くの新居を探す。これで二つ目の問題はクリアです。
三つ目の問題は家柄です。個人の意思が尊重される今、結婚は家と家の結びつき、なんてもう古い?いいえ、そうでもありません。家庭環境の違いや経済格差のある結婚は、やっぱり難しいのです。結婚は生活です。似たような境遇の人のほうが、生活はなじみやすいでしょう。例えば国際結婚などは、その最たる例です。
ここまでの3つの条件を満たした相手であれば、両親は反対する理由はありません。
あとは性格であるとか、金使いが荒いとか女癖が悪いとか、気にくわないとかそういう個人的な理由です。
両親に両手をあげて喜んでもらえる相手を見つけるのも、出会えるのも至難の業※です。それほど親は子供に幸せになって欲しいと思っているのです。
両親には反対されるほうが当然だと思って、まずは当人同士が結婚にこれからどういう家庭を築き、どういう未来を描いているのかを2人で話し合うことが必要です。
話し合った結果を周囲に宣言し、理解して見守ってもらえるようにお願いすること。
それがスタートラインであり、話し合いを積み重ねてゆくことが、本当の意味での「嫁入り支度」なのではないでしょうか。