同棲をして長い時間一緒にいると、どんなに仲がよかったカップルでもマンネリに陥りがちなものです。
今回はそんなマンネリを解消するための、3つのポイントをご紹介します。
同棲をする前は、2人の時間が揃わなければ顔を合わせることができませんでした。会える日が来るまでワクワク、ソワソワしたり、その日があるからこそ仕事を頑張れたりしたものです。しかし一緒に暮らしていると、そばにいることが当たり前になってしまい、新鮮さがなくなってしまいます。
一緒にいることが当たり前になったわけですが、それがマンネリにつながり、ひいては退屈を感じてしまうことさえ起きがちです。
そのようなことを避けるために、「会わない日」を作ってみましょう。たとえばお互いが休みの日には2人で部屋で過ごしたり近くへ買い物に行ったりするのが、いつものパターンだとします。
そのとき、2人ではなく、自分の時間を過ごしてみるのです。友だちと待ち合わせをしてどこか遠くへ行ったり、映画やショッピングに行ったりするのもいいでしょう。もちろん相手にも、自由な時間を過ごしてもらいます。
会わない時間をあえてつくることによって、相手の大切さを改めて感じることができるのです。大切さを感じることによって、お互いに相手を思いやる気持ちが強くなり、マンネリの解消とともに、絆を深めるきっかけにもなることでしょう。
初めてのデートではどの服を着ようか何日も悩み、デート中の振る舞い一つ一つにも気を付けていたことでしょう。しかし一緒に暮らしていると、気を抜いてしまうことがどうしても多くなります。
服装は楽な部屋着が中心となり、女性は素っぴんが当然になっていきます。ついついくつろぎ過ぎて、異性としての魅力が薄れてきてしまっているかもしれません。それだけ相手に慣れたということですが、たまにはお互いの魅力を再確認することも必要です。
同棲をしていても改めてデートをしてみると、お互いの魅力を再び感じるきっかけになります。出掛けるときは、部屋から2人で出るのではなく待ち合わせをしてみるのはいかがでしょう。
そして、きちんとおしゃれをしていきます。普段動きやすい服装ばかりの場合には、珍しくおしゃれをしていると、そのギャップが新鮮な魅力を生み出すものです。
一緒に住んでいる期間が長いほど、待ち合わせをしたとしても気を抜いた格好になってしまいがちなので、お互いにドレスコードを決めて待ち合わせるのもいいでしょう。思わぬコーディネートに出合うことがあり、お互いのよさを改めて感じるはずです。
長くつきあってお互いが慣れていくのは、悪いことではありません。さまざまな部分をさらけ出せる仲になり、それはむしろ、この先も一緒に暮らしていく上でとても大切なことです。
しかしそのような状況が続くことによってときめきがなくなり、最初のドキドキ感が失われるのは寂しいことです。お互いが心をさらけ出しながらもときめきを維持するためには、つきあい始めたころの気持ちを忘れないことです。
その気持ちを思い出す方法のひとつは、つきあい初めたころの思い出の品を鑑賞しながら、当時の話をすることです。中でも写真は、思い出を蘇らせるツールとして万能です。今ではスマートフォンやデジカメで撮影したものを、パソコンなどで手軽に見せ合うことができます。
写真を見ながら、そのころに感じていた思いや出来事などを話すと、出会ったころのようなお互いを思いやる気持ちが再び湧き上がってくることでしょう。
いかがでしょうか? ある意味でマンネリは、お互いに相互理解が深まり、相手に慣れてきた証拠です。しかしそれがマイナスに働くと、同棲生活に陰りが生じかねません。
時には刺激を工夫しながら、マンネリを乗り越えていきましょう。