同棲解消後の引っ越しは精神的にも辛いようです・・・体験談を紹介いたします。
結婚する前に同棲をした方が良いと言う人と結婚する前に同棲しない方が良いと言う人がいますが、私は前者を信じて付き合って間もない彼女と同棲に踏み切りました。しかし、あっという間に夢のような生活は破綻してしまい二人で一生懸命探し出した立地の良いアパートを引き払うことになり、引っ越しの準備に取り掛かりました。男のけじめと責任を果たそうと彼女の実家まで荷物を運び彼女のお母さんに挨拶をし、愛想よく返事をしてくれましたがお父さんの方は挨拶どころか顔も見てくれることもなく気まずい雰囲気の中彼女の部屋まで荷物を運びいれました。彼女の引っ越し作業も全て終了して自分の引っ越し作業に取りかかるつもりでしたが、本当に彼女と別れてしまったんだという感情が涌き出てしまいついつい涙を流してしまい引っ越し作業も手につくことがありませんでした。その事を友人にメールしたら仕事帰りにも関わらず励ましに来てくれて段ボールが重なった狭い部屋にビールと寿司を囲んでちょっとした失恋パーティーが開催されました。翌日は友人たちのお陰で気持ちも前向きになりあっという間に一人で荷造りができました。大きな家具だけを業者に任せて自分で運べるものを車に乗せて同棲解消後の引っ越し作業は終了しました。
(35歳 男性)
10年間付き合った彼とは10年間同棲していました。途中から内縁関係として暮らしていたので世間に対しては夫婦同然の関係でした。ご近所さんにも「奥さん」と認識されていたため、別れて同棲を解消する際は離婚して出ていくんですねって言われたのは微妙な気持ちになりました。引っ越し準備にあたっては10年間1軒家に住んでいたため、荷物も多いし、彼の所有権があるものなのか私の所有権があるものかの判別が難しく、持っていくのをあきらめざるをえないものがたくさんありました。また何より気まずいのが、その大量の荷物を片づけるのに長時間かかるため、別れたのに暫く一緒に住んでいなければならないのが一番気まずかったです。さっさと出ていきたいけれど、荷物を置いていくわけにもいかないし、手伝ってっていえるような関係でもなくなっていたので一人で全部荷造りしなければならないし、引っ越しはとても大変でした。また、引っ越し業者に来てもらった時も「あ、離婚してでていくんだなこの女」みたいな目で見られて、すごく気まずかったです。「これって運んでいいんですか」といちいち聞かれるのも気に障るし。そして新しい家を見つけるのも大変でした。仕事場に近い場所に新居を探そうとしても、これまで彼が家賃を払ってくれていたので、自分で新たに新居の家賃を払うとなると経済的にとても負担でしたね。
(30歳 女性)
20代の時に同棲していた彼と別れた時のことです。原因はすれ違いで、お互い冷めかかってきたということもありますが、決定的だったのは彼の浮気が原因でした。怒りというよりは「別れる理由ができて、しかも自分が悪いということじゃないのでよかったな。」それくらいの気持ちになっていました。2年以上同棲していたので共同購入した物が多かったのですが今回は彼が悪いということもありほとんど私がもらえるような形になりました。
付き合ってラブラブのときならまだしも浮気をして、しかもお互い冷め切った状態での引越し準備は最悪で部屋もまだ契約期間が3ヶ月ほど残っているのでどうするかやどちらが出て行くかなどの話も面倒でしょうがなかったです。
結局彼は3ヶ月同じ部屋に残り、その3ヶ月が終われば引っ越し、私はすぐに引っ越すということで話は大体終わりました。終わり際になってとても面倒だったのが引越し準備をしているときに急に彼が泣き出したことです。本当は好きだったのに浮気してごめんとか、マンネリでつい魔がさしてしまったなど今更言ってきましたが、もう完全に冷め切っているので彼の言動に対して何も心に響かず、「別にもう終わったしいいんじゃない」とだけいうと彼はまためそめそと泣いてこの引越し期間は精神的に辛かったです。
(26歳 女性)