同棲解消してからわかることもあるようです・・・同棲解消後の引っ越し体験談をご紹介します!
10代後半の頃に私は彼女と同棲をしていました。私にとって初めての彼女ができて当時は人生が絶頂期と思っていたくらい楽しい毎日を過ごしていました。彼女の方もひとつ年下の18歳でお互いに将来は結婚をしようという甘い考えを抱き今だけを楽しんで生きていました。彼女を常に傍に置いておきたかった私の方から同棲を持ちかけて彼女もOKしてくれ毎日が夢のような生活でした。しかし、そんな二人にも今まで見えていなかった性格の不一致が日を追うごとに明らかになっていき、とうとう同棲を解消することになりました。同棲解消後の引っ越しは家賃と光熱費代も6対4の割合で私が出すというルールだったので私が全て請け負うことになり、彼女は少ない荷物を淡々と片付けて既に実家に帰っていました。失恋というショックを抱えながら思いでの部屋の片付けを一人でしなければならないのはあまりにも辛い作業でした。家賃が安い新しい部屋を見つけて引っ越し業者に依頼し荷物を運んで貰ったのですが、今まで住んでいた部屋の清掃代も含めて大きな出費となりました。入居前に支払った敷金礼金もたったの数千円しか返ってこずにお金という面で苦労しました。
同棲は確かに素晴らしいものでしたが同時にもろいものでもあり、もしも同棲解消したらということを考えて行動しないと苦労することがわかりました。
(30歳 男性)
同棲するということは決して幸せなことばかりが起こっているわけではないのです。結婚生活で先輩から苦労話を聞かされていたことが同棲することによって共感することになり、さらには同棲を解消するという寂しい結末が待っていました。彼女と同棲してから半年が経過したころ私は社員旅行でしばらく家を留守にしていて、帰宅すると部屋中がゴミ屋敷と化していたのです。彼女はソファーで寝そべってファッション雑誌を優雅に読んでいて、それに腹を立てた私は初めて彼女を怒りました。すると彼女はまさかの逆ギレで結局私が部屋の掃除をする羽目になり、それ以降彼女と上手くいかず同棲を解消することが決まりました。解消するといってももともとは私が借りた部屋だったので彼女の方が出ていくということになり彼女の荷物を何故か私が整理することになりそこでも彼女と口喧嘩になり最悪の引っ越し作業となりました。この作業中に解ったことは彼女はテレビでもよく言われている「片付けられない女」だったということでした。私も中々のずぼらではありましたが彼女には完敗で引っ越しの荷造りもほぼ私が担当しました。同棲解消後の引っ越し作業は彼女に対する愛情が冷めていくという複雑な心境で終了することになり私は彼女と結婚しなくて良かったなと思いました。
(30歳 男性)
結婚を視野に考えていた女性と三年半ほど同棲をして何事もなく平和に暮らしていました。ただその“何事もなく”というものがただ事では済まされないことになり同棲を解消するきっかけになってしまったのです。付き合って四年半ぐらいになる彼女とはお互いの両親に紹介するなどして家族も結婚するだろうと安心していました。ところが同棲して三年半ほど立てば結婚する前に結婚というものを味わうことになってお互いがいつも在るものに変わっていってしまったのです。解りやすく言うと“飽きてしまった”や“マンネリ化“という言葉が当てはまると思います。何事もない状態が続くだけで喧嘩などは一切しませんでしたが一番重要な会話が極端に減ってしまい室内が窮屈になり同棲を解消することになりました。解消後はお互いに新しい部屋を見つけて早速荷造りに入り二人で協力しあってそれぞれの部屋に荷物を運び合い引っ越し作業もスムーズに進みました。不思議なことに作業中は付き合って間もない頃のように会話が弾んで久しぶりに彼女の笑顔を見ました。寄りを戻したいという気持ちも芽生えてきましたが、結婚してしまうと当たり前のように同居が始まってしまい以前のような関係に戻ってしまうと思い気持ちを押さえました。同棲解消後の引っ越しは今まで見えていなかったものが見えたりする作業でした。
(31歳 男性)