恋人ともっと一緒の時間を過ごしたい、と多くの人が憧れる同棲。楽しみや期待で気持ちが高まる反面、本当に長続きするのか、お金は大丈夫かなど、新生活への不安はつきものです。そこで、これから同棲を考えている人が知っておきたいことを4つに絞ってご紹介します。
同棲をするには引っ越しや新しい家具、家電の購入など何かとお金がかかります。具体的に何にいくらぐらいかかるのかを見ていきましょう。
・どちらかの家で同棲する場合
すでにどちらかが暮らしている部屋で同棲を始める場合、引っ越しを業者に依頼すると都内なら約5万円ほどです。荷物が少ないという人は大きめのレンタカーを手配したり、友人に頼んで車で運び込めばもっと安いのでおすすめ。
・同棲のために新しく部屋を借りる
新たに部屋を借りる時は二人分の引っ越し費用が必要です。業者に依頼するなら約10万円～15万円ほどかかると考えておきましょう。また2月～4月は引っ越しのハイシーズンですので、料金が高くなりがち。曜日によっては安くなることもあるので業者に相談してみましょう。
・家具、家電の購入に必要な費用は？
生活に必要な家具、家電はものによって金額差があるアイテムです。家具で最低限必要なアイテムと言えば、まず思い浮かぶのがベッドやカーテン、テーブルです。ベッドはマットレスや掛布団、シーツなどを揃えると3万円以上はかかります。プライバシー保護にも役立つカーテンは大きめのサイズで5万円ほど、ローテーブルなら1万円未満で手に入るものも。家電に関しては冷蔵庫なら400リットル以上のもので10～15万円ほど、洗濯機は2～5万円くらいかかることを考えておきましょう。このほかに電子レンジや炊飯器、テレビなど部屋のサイズや必要性に応じて事前に話し合って決めておけばトラブルも防げます。お互いに家具、家電を持ち寄れば予算を抑えることも可能ですね。
恋人とは仲も良いし広い部屋は必要ない、と思っている方は要注意！最初のうちは楽しくても、ずっと生活していくうちにケンカをしたりすれ違いが起こることも当然あります。そんなときワンルームで生活していると、息苦しい思いをして後悔することも。そのため同棲を始めるときはお互いの空間が持てる1LDK以上の間取りが理想です。
・それぞれの自由な空間を確保できる2DK
仕事の関係でライフスタイルが違うカップルや、異なる趣味を持つカップルにおすすめの2DK。ダイニングキッチンは二人で過ごす空間として確保し、趣味に没頭したい時はそれぞれの部屋でリラックスすることが可能です。
・二人の時間も大切にできる2LDK
家賃は少し高めですが、2LDKなら二人でゆっくりくつろげるリビングダイニングがあるのが魅力です。自分用のスペースも十分に取れる間取りですので、インドア派のカップルにも人気。お互いに私物が多いという場合も収納スペースを確保しやすいので、ケンカになりにくいのも嬉しいですね。
料理の味付けや趣味、掃除の仕方に関して意見が分かれてしまうことは仕方のないことです。愛されたいがために、相手に合わせて努力をするのも大切ですが、一緒に生活していると疲れてしまいストレスの原因に。そのうえ小さなことでもイライラするようになり、ケンカが絶えない生活になる可能性もあります。そこで大切なのは、「お互いを尊重する」ということ。どちらか一方がもう一方に合わせるのではなく、二人の中間地点を見つけて両者が歩み寄る姿勢が重要です。二人の意見が分かれたら納得いくまで話し合い、それぞれの良さを理解できる関係を作っていきましょう。
信頼できる相手だからこそ、時には言い過ぎてしまったり、細かいことに口出しをしたくなってしまいます。一緒に過ごす時間が増えれば増えるほど、自分の考えを曲げられなかったり意地になってしまいがち。そこで、定期的に距離を置いて冷静に考える期間を設けてみましょう。一人になって冷静に考えられるので、話し合いでも素直な気持ちで答えることができます。同棲前には気付かなかったパートナーの悪い面も見えてきますが、そんな時こそ冷静に対応する姿勢が必要です。相手の長所、短所を含めて受け入れられるよう、同棲を通してお互いが成長できる関係を築けると良いですね。
いかがでしたか。初めて同棲をするという方にとっては嬉しさ半分、不安半分という方も多いでしょう。実際にパートナーと話し合いを始めているという方は、この4つのことを参考に同棲について検討してみてくださいね。
