好きな人とずっと一緒にいられて、幸せなはずの同棲も普段見えなかったパートナーの欠点が目についてイライラすることもあります。「譲り合うことが大事。」と思っていても、どうしても許せない!と思うこともありますよね。今回は、生活習慣の違いで起こってしまった同棲中の喧嘩事例を紹介します。
趣味は千差万別、といえどどうしても理解できないものもありますよね。中には趣味が高じて周りの迷惑になるから、と思っていったひと言でも相手を傷つけてしまう場合があります。
「子どもの頃から大好きでコツコツ集めてきたマンガを、「邪魔だから。」のひと言で全巻捨てられてしまいました。何の相談もなかったパートナーの横暴さが許せず、結局別れることになりました。」
「パートナーの服を何気なく着てみました。反応を見たくて、見せたところ明らかに不機嫌になってしまいました。どうやらお気に入りの服だったみたいで…。それ以来2人の空気が微妙になりました。」
「音楽大好きな彼。夜中でも構わずに大音量で聞いているのです。「近所迷惑だからやめて。」と常識的なことを言ったまでですが、気に食わなかったみたいで、喧嘩になりました。」
「断捨離」という言葉も流行りましたが、物への思い入れが強く、なかなか手放せない人もたくさんいます。きちんと整理してくれる人ならいいのですが、それができずに喧嘩になった事例もあります。
「プラモデルが大好きですが、プラモは置き場所にものすごく困るんです。自室には置ききれなくなり、リビングに置いていたら、パートナーにおけないぶんは捨ててほしいとはっきり言われて喧嘩に。」
「引っ越ししてかなり経つのに、未だに梱包されたままの段ボールを放置しているパートナー。おかげで、部屋が段ボールだらけです。早くあけてクローゼットにしまうなり、捨てるなりしてほしい、と強く言ってしまいました。」
モラルに関わる問題で、意外とよくある事例です。あけた本人は悪気がなく、むしろ相手のことを思って開けたつもりでも、パートナーにとってはプライバシーの侵害であり、モラルハラスメントにあたることもあるので注意が必要です。
「クレジットカードの請求書が届いていたので、何に使っているのだろう、という好奇心から開けてしまいました。もちろんパートナーにはばれて、大喧嘩になりました。しばらく口をきいてくれませんでした。」
「会社から届いた資料を勝手に開いてしまったパートナー。問い詰めても「封筒に重要書類在中って書いてあったから気になって。」と詫びる様子もありませんでした。常識のない人なんだろうなってがっかりしました。」
同棲中といえども、他人宛の郵便物を勝手に開封する行為は「信書開封罪」に当たります。支払票など、お互いに関係ある郵便物が送られてくる場合は予め開いていいか確認しておきましょう。
「交友関係が広いパートナー。毎晩のように友達を呼んで、宅飲みをしていました。夜中まで続く騒音や片づけをするのがいつも私、ということに腹が立ち、それから一切家の中での飲酒禁止に。」
「夜型で、朝は遅くまで寝ていたい私。何度パートナーに起こされてもちっとも反応しないことに、ある日激怒されました。低血圧なので少しはわかってほしいのですが…。」
いかがでしたでしょうか?本人にとっては些細な出来心や善意でやってしまった行為が、別れの致命的な行為になることもありえます。誠意とモラルを持って、一線を越えないように同棲生活を楽しみましょう。