好きな人と一緒に暮らすことができる同棲は、カップルにとっては一度は憧れるものです。しかし、生活を共にする同棲は、過ごす時間も増えることから互いの欠点が見えるようになり、ときにはケンカになることもあります。今回は、同棲中のカップル間によく聞かれるケンカの原因をご紹介します。
同棲中のカップルで多く聞かれるケンカの原因は、ほとんどお金がらみです。それまで隠されていたパートナーの借金癖を初めて知ることも珍しくはありません。
「同棲前から借金癖があり、友達や消費者金融からお金を借りていたことがわかりました。とにかくお金が手に入るとすぐに使ってしまう、浪費癖の持ち主だったようです。隠されていたことに腹が立って大喧嘩になりました。」
「ギャンブル大好きで、借金してでもつぎ込んでしまうようです。どこにどのくらい借りているのか問い詰めても「わからない。」のひと言。隠している、というよりあまりにいろいろな場所から借り過ぎて本人も全て把握できていないようです。」
「カードローンで月何十万円も買い物をしていたパートナー。リボ払いや分割払いにしていたようですが、それでも借金は借金。余裕のある範囲で買い物をするように言いました。」
借金とは言っても、奨学金や車のローンのような仕方ないものもあります。事前にどのような支出があるのか、しっかり話し合っておくことが大切です。
これまたお金がらみのトラブルです。借金はしないものの極端に趣味にお金をつぎ込むのは、パートナーとの将来を考えたとき大きな障害になります。
「車の改造に何十万円もかけています。車はただの移動手段で乗れればいい、という考え方の私からしたら無駄に思えて仕方がありません。」
「スマホアプリのゲームに課金しすぎ!携帯電話の請求額を見てびっくりして、すぐに問い詰めました。」
上記のようなものもあれば
「アニメ大好きなパートナー。限定フィギュアに目がなく、すぐに買ってくるので部屋はフィギュアだらけ。極力部屋に物を置きたくない自分には耐えられませんでした。少し捨ててしまったら、ばれて大喧嘩になりました。」
という、部屋の使い方で喧嘩になるケースもありました。
家具や電化製品、タオルや食器などの日用品は2人で共有して使うもの。お互いが気持よく使えるように、話しあって納得いくものを購入したいですよね。それを勝手に選ばれてイラっとした事例もあります。
「大型テレビがほしかったのに、「もったいないから。」と小さなテレビを一方的に決めてきたパートナー。少なくともひと言くらい相談してほしいと思いました。」
「販売員にそそのかされて、使いもしない圧力なべを買ってきたパートナー。しかも普段料理をするのは私。案の定一度も使わずに食器棚の中に眠っています。」
自分はよかれと思って買ってきたものであっても、パートナーは納得いかない場合があります。一度相談した方がよいですね。
借金や趣味にお金を使ってしまう、というのは上で紹介しましたが、他にも「これって犯罪では?」と思えるような悪質なことで喧嘩、という事例もありました。
「財布のなかのお金が思っていたより少ない事が多い。怪しい、と思い見張っていたら、パートナーが抜いていることが発覚で大喧嘩しました。泥棒みたいで心底悲しかったです。」
「税金や公共料金の支払書が頻繁に届いていました。ある日、あまりにも気になったので封書をあけてみたら「督促状」の文字が飛び込んできました。いい大人なんだからしっかり払ってほしい、と懇願しました。」
いかがでしたでしょうか?お互いに言い分はあると思いますが、同棲は他人と暮らしている以上「譲り合い」の気持ちも必要です。冷静になって、一度話し合ってみましょう。