結婚相手を探すときは「後悔しないように」と慎重になってしまうものですが、細かい部分にこだわりすぎないことも重要です。見方によっては欠点が個性にもなるのですから、いかに妥協できるかによってパートナーとの付き合い方も変わってきます。ここだけはゆずれないと決めた条件を絞っておけば、残りの問題点は自然に解消できるでしょう。今回は結婚相手の決め手になる3つの条件を紹介します。
結婚相手が自分と同じ興味や価値観を持った相手なのであれば、楽しい時間も共有しやすいことは言うまでもありません。しかしながら「パートナーとは職場が違う」「性格は合うけれど、年齢は離れている」などのように、男女間に違いがある場合も多いでしょう。恋人同士であるときはその違いが恋の刺激になっているのですが、結婚生活においては「価値観の違い」に発展してしまう可能性があります。
そこで重視したいのは、お互いをどれだけ尊重し合えるかどうかという点です。たとえ生まれた環境が異なっていたとしても、互いの興味・関心によく耳を傾ける関係でいられればパートナーと一緒にいる時間が充実します。そして興味の対象が離れていたときにパートナーが自分の興味も聞き入れてくれるようであれば、互いの生き方を豊かにして結婚生活の質を向上させます。もちろん自らがパートナーを尊重して受け入れる姿勢を保つことも重要です。
「結婚したばかりのときが一番楽しかった」と思ってしまう結婚生活では、マンネリ化した味気ない日々になってしまいます。安定しながらもときには刺激のある結婚生活を送るために、活発で気づかいのある人をパートナーに選ぶといいでしょう。将来的に子どもをもうけて家族が増えたときにも、家族サービスに積極的な人であればあるほど幸福感はふくらみます。
お付き合いをしている段階では、家族サービスをしてくれる人なのかどうかをチェックすることは難しいでしょう。そこで彼氏・彼女の関係でいるあいだは、誕生日や記念日などの二人にとって大切な日が、結婚相手として相応しい人かどうかを見分ける機会になります。大事なイベントを忘れずにいるだけでなく、ロマンチックな演出や贈りものなどのサプライズを受け取ったらサービス精神が旺盛な人だと考えていいでしょう。「普段は消極的なパートナーだから心配」と思っていても、いざ特別な日になると大胆な行動に出たり、パートナーをとびきり特別扱いしたりといったポジティブな面が見えて来る可能性もあります。その日には二人の思い出を語りながら、将来のプランをゆっくり話してみるといいかもしれません。
結婚相手が尊敬できる人であれば人生観も広がります。同時に相手の持つ価値観も、自分の人生の一部として反映できるようになります。
相手が万人に尊敬されなくとも、自分が相手の尊敬できる部分を認めることができればよいのです。誰にも知らない相手の美点をわかっていれば、いい関係を築きながら結婚生活を送ることができます。
そして相手を尊敬することで、パートナーの欠点を補うこともできます。相手のことをよく理解していれば、たとえミスなどを犯しても自然にサポートできるのです。
尊敬とは優れている人だけに対する言葉ではありません。忙しい中でも他の人に気配りできる余裕を持った人や、誰もやりたくない仕事を最後まで責任を持ってやりとげる人などにも相応しい言葉です。
いかがでしょうか?結婚相手を決めるのには周囲のアドバイスも参考になります。迷ったときは親しい人に相談するのもいいことです。自分の意見と比べながら結婚相手としての条件を満たしているかどうかチェックしてみましょう。あせらずゆっくりと相手を向き合い、理想の人にめぐり会いましょう。