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私が結婚で求めるもの(50代)

2015年01月30日(金)

私が結婚で求めるもの(50代)

50代の方が結婚で求めるものは・・・?皆様の声を紹介します!

50代から結婚に求めるもの…支え合える存在

私は結婚して20年を超えました。自分自身が50代になった今、結婚というものについて改めて考えてみると、やはり若い時とは考え方が変わってくるなということを感じます。
20代の頃も漠然と「生涯の伴侶」ということを考えてはいましたが、あくまでそれはイメージでしかありません。実際に20年も連れ添ってくると、結婚というのは、毎日の生活の積み重ねだということが実感としてわかります。なんとなく幸せな家庭、という夢ではなく、「日々の生活を穏やかに過ごす」ということは、具体的な、小さなことをひとつひとつ丁寧に行うことでしか叶えられない、ということがわかってきました。若いうちは共働きであったり、子育てに追われたりと、とにかく忙しく過ぎていきますが、子育ての時期が終わると、徐々に夫婦だけで過ごす時間が増えてきます。
「家族」から「夫婦」へ、行動の単位が変わってきたのを感じます。お互いの趣味や生活パターンを理解したうえで、これから老いに向かっていく暮らしを、支え合う覚悟のようなものが必要だと思います。
夫婦がともに50代になると、子供が手元を離れ巣立つ時期、あるいは親の介護と直面する時期でもあります。自分自身も、徐々に体力の衰えを感じ始める時期ですし…。そういうときに、一人でそれを乗り切るのは大変なことだなと思います。
独身であったなら、兄弟や、頼りになる友人、親しいご近所さんなどがいないと、身体的にも精神的にもかなりきついことでしょう。夫婦が足並みをそろえて、そうした人生の課題に向き合っていけることは、幸せなことです。
私にとって結婚で求めるものとは、支え合える存在、ということだと思います。

(50歳 女性)

夫婦の終末期をいかにして迎えるか、それが今求める究極の答え

私たち夫婦は結婚して25年になります。若い頃はよく喧嘩もしましたが、お互い50代になり、もう定年退職も視野に入ってくると、二人で残りの人生をいかにして全うするかということを考えるようになります。「人生は一度しかない」この言葉は若い頃からよく使っていましたが、若い頃に使った意味あいと現在とでは全然違います。若い頃は、自分の夢を実現したい、自分の持っている可能性を極限まで伸ばしたいからそのチャンスを逃したくないという気持ちで使っていました。まさに人生の上り坂にあったときで、ある意味怖い物知らずの若僧が生意気にも軽々しく使っていたような気がします。
しかし、現在は、いかにして夫婦の終末期を納得いくように迎えるかという意味で使うことが多いです。そしてそこには、妻の存在というものが大きな位置を占めているのです。これまでは仕事一筋で決してお世辞にも家庭を顧みてきたとは言えない私を、ずっと支え続けてくれた妻に、どのようにして恩返しをしていけばよいだろうかということを日々考えて暮らしています。
妻の労をねぎらうのは、もちろん私が生きている間にしかできません。そういう意味で、今生きているこの人生が妻への恩返しができる唯一のチャンスでもあります。
どちらが先に逝くとしても、別れ際に、「この人と一緒になって本当によかった」と心から思えるような人生、それこそが、今の私が結婚で求めているものです。

(51歳 男性)

順風満帆とは行きませんが、結婚生活で私が妻に求めること

私が妻と結婚したのは29歳の頃、すでに25年を過ぎました。当時前妻と離婚したばかりだった私はただ恋人が欲しくてほんの遊びのつもりでナンパした女性が現在の妻です。
結婚した当時は結婚について色々夢を持つもので、例えば子供は何人欲しいとか、小さくてもいいから自分の城が欲しいとか、平凡でいいから安定した生活が欲しいとか・・欲しいものだらけです。
しかし私と妻は結婚依頼、一つもそんな夢を果たせずこれまで2人の人生を歩いてきました。
最近ではやっとのこと「平凡でいいから安定したした生活」くらいは実現しましたが、特に子供の夢はいまさらどうしようもありません。今のそんな私が妻に求めるものとはなんですか?と問いかけられとしたら何と答えるでしょう。
これまでと同じように一緒にいて欲しい、とか、もう若くはないので太り過ぎには注意してね!なんてそんな程度ですかね。そして結婚ということに対して求めるもの。
50を過ぎると結婚という意味が何となく解ってくることがあります。結婚して間もない若い頃は、これまでお互いが経験してきた生活習慣や常識を2人の生活の中で押し付けあって、時には大喧嘩になってしまうことがあります。
その原因は2人の生活が本当の意味で確立されていないから・・。最悪離婚まで発展してしまいます。でもそれはある意味しかたのないこと、なぜなら今まで2人は違う人生を歩いてきたからです。私の妻は最近になってこんなことを私に言ってくれます。「私の味方はあなただけね」子は鎹(かすがい)という言葉をご存知でしょうか?(かすがい)とは大工さんが使う木と木が離れないように使う金具のこと。つまり離れそうになった夫婦を繋ぎとめるのは子供だという意味ですが、子供がいない私達にとっては、妻は時には私にとっての子供でもあったわけです。現在私と妻の乗る船は妻が船長で私が舵取り、船には他にも妻の家族や店の従業員達がたくさん乗っていて毎日の航行が大変ですが、妻の言ってくれる言葉にお返しするとすれば、本当に信頼できる相手は妻だけです。
そしてどうか今と変わらず元気で明るい妻であって欲しい、2人の船が順風満帆でありますように・・それが私が結婚で求めるもの、そして妻に求めるものです。

(55歳 男性)

いかがでしたでしょうか?長年連れ添っている50代の夫婦は、過去と未来をしっかりと見つめて今を生きている・・・そんなコメントが寄せられています。

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