独身の自由な時間は魅力的だし、恋人のままでも信頼関係は十分、わざわざ結婚しなくてもいいと思われる人もいるかもしれません。結婚するとどんなメリットがあるの?そんな疑問に4つのポイントからお答えします。
デートで楽しい時間を過ごした後、仕事で疲れきって帰宅した時、ふと孤独を感じてしまう瞬間はありませんか?
ひとり暮らしをしている独身の人であれば、いつも誰もいない暗い部屋に帰宅するのが日常になってしまっていることでしょう。
結婚することで恋人は夫や妻となり、新しい家族としての生活が始まりますが、同時に「家に誰かが居てくれる」生活の始まりでもあります。
お互いを思いやるパートナーとの生活は、恋人同士の頃には気付かなかった新しい発見もあるでしょう。
結婚することで恋人同士だった時以上に、二人の空いた時間で一緒に趣味を楽しんだり、うれしい出来事を共有しながら過ごすことができます。
仕事で失敗をしてしまった時や、辛いことがあって沈んでしまった気持ちも、パートナーに話すことでほっと一息つくことができるでしょう。
あるいは病気になった時には、代わりに仕事をしてもらったり看病をお願いすることもできます。
恋人に悩みを相談したくても、お互いの生活を気遣ってつい言えなかったことはありませんか?
夫婦であればちょっとした悩みも相談しやすくなりますし、助け合って乗り越えていけるパートナーが常にそばにいることは精神的に大きな支えとなっていきます。
心身ともに助け合えるパートナーの存在によって日々の不安を軽減されると、人は仕事でもプライベートでも積極的に行動できるようになります。自信を持って行動することによって、より充実した毎日を過ごしていけることでしょう。
結婚することで、大好きな相手との間に子供を持つことができます。
自分と大好きな人との愛情を一身に受けてすくすく育って行く子供の姿は愛らしいものです。子供の成長を見ながら過ごす楽しみに満ちた日々は、結婚の大きな醍醐味のひとつといえるでしょう。
子供の成長とともに新たな悩みごとも出てきますが、その都度話し合いながら解決して乗り越えていくことで、より家族の絆が深まっていきます。学校行事に親として参加することで、自分の親がどんな気持ちだったか追体験することも増えてきます。
自分の子供時代を振り返ることは精神的な成長に繋がり、自分がどんな人間なのか客観的によく見えるようになります。
子供ができてから落ち着いた、といわれる人が多いのはこのためです。
子供や孫の将来について思いを馳せることも、人生の大きな楽しみになるでしょう。
年配の方と話していて、10代半ばで結婚したという話を聞いたことはありませんか?
戦後は10代で結婚するのも珍しくなく、結婚していない人は精神的に成熟していない印象を持たれていました。
しかし2010年国勢調査での結果、30代前半の既婚率が男性で約5割・女性で約6割と晩婚化している昨今、結婚していない人に対する風当たりはほとんどなくなっています。
男性の場合は家族がいれば簡単に仕事をやめないだろうということで、会社にとって重要な案件を任せやすいなど、仕事の面で信用を得られるでしょう。
女性の場合は定職をもった夫がいることで、自分自身がもし無職であってもクレジットカードが作れるなど、金銭面での社会的信用を得ることができます。
メリット・必要性という観点で、結婚を4つのポイントから見ていきました。共通していることは、「お互いに思いやり助け合える人がすぐそばにいること」だと言えるでしょう。
もちろん、結婚してからお互いに噛み合わないことが増え、結果的に別れを選択する夫婦がいることも事実です。ただその一方で、結婚から得られる幸せの可能性も様々に存在しているのです。