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結婚しないといつか後悔するときがくる?

2015年01月30日(金)

結婚しないといつか後悔するときがくる?

昨今、結婚しない人が増えています。総務省の国勢調査によると、「50歳時の未婚率」を表す生涯未婚率は、2005年は男性が16.0%、女性が7.3%だったのに対し、2010年になると男性が20.1%、女性が10.6%と、5年の間でも明らかに増加しています。

結婚しない理由は何なのでしょうか。「若い世代に未婚・晩婚が増えている理由」について、2014年の内閣府「家族と地域における子育てに関する意識調査」でアンケートを行ったところ、男性では1位が52.0%で「経済的に余裕がないから」、2位が47.4%で「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」となり、女性では1位が55.3%で「独身の自由さや気楽さを失いたくないから」、2位が43.8%で「経済的に余裕がないから」という結果が出ました。

つまり、約5割の男女が、同じような理由で結婚していないことがわかりました。しかし本当に結婚せず人生を終えていいのでしょうか。今はいいと思っていても、あとから「やっぱり結婚しておけばよかった…」と後悔してからでは遅いのです。今回は、結婚しないといつか後悔するかもしれない3つのポイントについて説明します。

その1:お金を優先し結婚しなかった結果…

結婚をすると、結婚式、披露宴、新居への引っ越しなど、ちょっと考えただけでも莫大なお金がかかることがわかります。しかし、逆に言えば、これらにお金をかけなければいいということになります。

実際、入籍だけなら費用はゼロなのです。とりあえず入籍だけして、結婚式や披露宴はおいおいお金が貯まってからでも遅くはありません。入籍だけだと味気ないと思うのなら、お互いの両親との食事会でもいいですし、もう少し予算があるなら、家族だけが参列する低予算でできるブライダルプランを選ぶのもいいでしょう。

二人で住む部屋も、わざわざ新居ではなく、どちらかが住んでいる部屋にそのまま住むことにすれば、一人分の引っ越し費用でも済みますし、初期費用もかかりません。

このように、方法によっては結婚できるのにお金の問題だけで結婚を先延ばしした結果、好きな人と結婚するタイミングを失ってしまいお別れ、その後も出会いがなく一人寂しい老後などということになってからでは後悔してもし切れません。費用がかかる物事に優先してまずは入籍という形もいいでしょう。

その2:アラフォーになってからでは結婚できない!?

2010年の国勢調査によると、2000年の時点で35~39歳の人の未婚率は男性が26.2%、女性が13.9%であるのに対し、10年後の2010年、45~49歳になった人の未婚率は男性が21.5%、女性が11.7%で、なんと10年間で男性は4.7%、女性は2.2%の人しか結婚できていません。

「独身の自由さや気楽さを失いたくない」というのは確かに大切なことかもしれません。しかしそれを重視するあまり、30代になっても結婚に対する意識が薄いまま過ごしてしまい、アラフォーになってようやく結婚したいと思っても時すでに遅しなのです。結婚したくてもできない事態に陥り、若いときの呑気な自分を恨む羽目になるかもしれません。

その3:孤独死の恐怖

「独身の自由さや気楽さ」は若いうちはメリットかもしれません。人に縛られず自分の勝手気ままに生きられます。しかしそれが年を取ってからはかえってデメリットになる可能性があります。孤独死の問題です。

結婚していれば、自分をケアしてくれるパートナーや子供たちがいます。しかし、独身のまま年を取ってしまえばどうなるでしょうか。老人ホームに入れればいいですが、自分一人の蓄えではなかなか難しいでしょう。頼る親戚が近くにいないなど、他の要因も重なってしまえば一人暮らしをするしかありません。

そしてそのように一人で暮らしている中で誰にも気づかれないまま寂しく一人で亡くなってしまうのが孤独死です。死後もすぐには発見されないケースもあります。あまりにも悲しい最後です。このようなことにならないためにも、結婚をして家庭を築くことが安全策といえます。

今回は結婚しないといつか後悔するかもしれない3つのポイントについて説明しました。これを踏まえて、今一度ご自身の結婚観を考え直してみてはいかがでしょうか。

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