結婚式の招待状が送られてきた!となれば、たっぷり祝福の気持ちをこめて、お祝いメッセージを贈りましょう。返信ハガキは新郎新婦が後から読み返せるのもポイント。結婚式の素敵な思い出のひとつになります。
今回は、招待状の相手別に4パターン、文例をご紹介します。
親しい友人からの招待状であれば、お互い気心が知れている分、普段の通りのあなたを文面に乗せると良いメッセージになるでしょう。他人行儀になりすぎないよう、いつもの呼び名を入れたりとフランクな雰囲気を出すのもいいですね。友人の夫(妻)になる人や家族が読む場合もあります、真心をこめて書きましょう。
「ご結婚おめでとうございます。お招きありがとう!忙しいと思うけど、体に気をつけてね。」
「ご結婚おめでとうございます!招待状をありがとう。当日を楽しみにしています。」
飾らずストレートにお祝いの言葉を書くのも定番です。友人だからこその気安さもあり、短い文面からかえって「当日が楽しみ!」という気持ちがよく伝わります。
「ご結婚おめでとう!ぜひ出席させてください。○○ちゃんのドレス姿ばっちり写真に撮りますね。」
式の間のことは、夢心地であまり覚えていない新郎新婦も多いものです。式場にはプロのカメラマンも待機していますが、友人からの目線での写真も喜ばれます。
どのくらいの親しさでお付き合いがあるかにもよりますが、会社の上司や先輩など目上の方からの招待状に対しては、文面も丁寧で失礼のないものを意識しましょう。
「御結婚おめでとうございます。慶んで出席させていただきます。」
「御結婚おめでとうございます。お二人の新しい門出に立ち合わせていただき嬉しく思っています。心よりお慶び申し上げます。」
あまり親しく交流していない方への返信であれば、長すぎずフォーマルな印象のものを選んだほうが無難です。
「お招き頂きありがとうございます。お世話になっている○○さん、△△さんお二人の晴れの門出に立ち合わせていただけることを、とても嬉しく思っております。慶んで出席させていただきます。」
普段からお世話になっている方であれば、いつもの感謝の気持ちを添えても素敵なメッセージになります。
個人宛てでなく夫婦や家族宛てに招待状を受け取った場合、当日の食事や席の数にも関わってきますので、誰が出席するのか明確にする必要があります。
「ご結婚おめでとうございます。当日は夫婦そろって出席させていただきます。」
「この度はお招き頂きましてありがとうございます、お二人の新しい門出をお慶び申し上げます。家族みんなで、慶んで出席させていただきます。」
招かれた全員が出席できる場合は、それがよくわかるようにメッセージに含めて書いておくと親切です。
「御結婚おめでとうございます。お招きありがとうございます。あいにく夫は長期出張が重なってしまうため、欠席させていただきます。当日はわたしと子どもの二人、慶んで出席させていただきます。」
家族の中で欠席の人がいる場合は、誰が欠席で誰が出席なのか、きちんと明記しておきましょう。
せっかくご招待いただいたのに他の結婚式の日程と重なっていたり、仕事の日と重なってしまって出席できない場合もあります。欠席の時は、より丁寧に言葉を選ぶようにしましょう。
「御結婚おめでとうございます。この度はお招き頂きましてありがとうございます。あいにくやむを得ない事情がありまして、欠席させていただきます。」
「この度は御結婚おめでとうございます。お二人の新しい門出をお慶び申し上げます。当日はあいにく先約がございまして、欠席させていただきます。お二人のご多幸をお祈りしております。」
欠席することの謝罪のほかに、お祝いの気持ち、感謝の気持ちを合わせて書くと丁寧な印象になります。
本当は出席したいけれども「やむなく欠席」、という気持ちが伝わるように書きましょう。
以上、4つのパターンで文例をご紹介しました。招待状の返信は出席か欠席を伝えるだけでなく、お祝いの気持ちを伝えるツールでもあります。受け取った新郎新婦が幸せを感じられるように、おめでとう!のメッセージを書きましょう。