初めての合コン、服装も上品にきまり、化粧ののりも問題なく、あとは素敵な出会いに期待していたら、見事好みのタイプの男性が目の前に。こんな状況はとてもテンションがあがりますよね。しかし、自分がいいと思う男性は他の人からも人気が高く、よく見たらA子もB子も彼に熱い視線を向けていて、B子ときたらちゃっかり彼の隣に座っている、これは自分も積極的に動かなくては！と席を移動する前に、以下に説明する合コンでのふるまい方の極意を思い出してください。
皆がそろって、乾杯がすんだらまずは自己紹介タイムですよね。自己紹介はとても気合が入ります。なんといってもここは相手のことをよく知る最初の機会です。自分も気になる相手の自己紹介はしっかり聞くし、男性側だってあなたの自己紹介に注目しているはずです。
しかし、そのことを意識しすぎて「わたしはこういう資格を持っていて、わたしはこういうものが得意で、わたしはこういうことができます」と、わたしはこんなにすごいアピールはやめましょう。とくに家庭的な女性アピールはほどほどにしておきましょう。自分がすごいと言えば言うほど、周りの男性は「自分アピールが強いから一緒にいて疲れそうだな」と引いてしまうものだと覚えておきましょう。
誰でも自分の話を一生懸命聞いてくれる相手に対して好印象を持つものです。どんな会話をしてよいのかわからない。初対面の相手と話すのが苦手という方は、相手の話に意識を集中しましょう。合コンの前に、こんなことを話そうと考えるのではなく、こんなことを相手から聞こうと考えておきましょう。相手の仕事や趣味以外でも、子供のころのエピソード、飼っているペットの話、話題の映画に関する感想など、話を聞こうと思えばいろいろな内容を聞くことができます。
そして話を聞いているときにはその相手に意識を集中しましょう。たとえ自分がいいなと思っている相手が別にいたとしても、自分が会話している相手の話をきちんと聞くことはとても大切なマナーなのです。誰があなたにこっそり注目しているかわかりません。あなたがあまり好みのタイプでない相手に生返事を返すところを、あなたが気に入った相手が見ていて、ずいぶんと失礼な女性だなと悪い印象を与えてしまうこともあるのです。
また逆に、誰に対しても笑顔でしっかりと話を聞いているあなたの態度に好印象を持つ可能性だって大いにあるので、会話する相手の話を聞くことに意識をしましょう。
気に入った男性の趣味がキャンプで、自分もキャンプが大好きだったとします。これは周りのライバルに差をつけるチャンスだと、キャンプ用品の話や、キャンプの知識ばかりで皆の会話をリードしようとしたら、キャンプに興味のない人たちはしらけてしまいますよね。いくら二人で盛り上がったとしても、彼の周囲の人たちにあなたの悪い印象を与えてしまっては、後々あまり良いことはありません。合コンが終わったあと「あんな自分勝手な女の子と付き合うのはやめなよ」と、彼を止めたりされては逆効果です。
合コンのときの会話は誰もが気軽に参加できる会話を心がけ、参加者全員が心から楽しめるようにしましょう。キャンプの話でも、あまり専門的な知識は披露せずに、誰もが経験したことのある学生時代の林間学校の話や、子供のころの夏休みのエピソードなどを中心に会話をすすめることができれば、皆、気軽に自分の体験談を話すことができます。
以上のように、誰もが楽しめる会話を心がけ、楽しい雰囲気をあなたがさりげなく作り出すことができれば、参加者たちからの評価も高くなります。そしてそのときの合コンでいい出会いがなくても、あなたに好印象を持った人たちから次の誘いが来て、そこで運命の出会いがあった、という嬉しい未来が待っているかもしれません。
