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結婚式の余興 体験談~感動編~

2015年01月30日(金)

感動的な披露宴

結婚式の余興。楽しみでもあり、わくわくしますよね?ここでは、私が実際に体験したことのある、感動的な余興を数例ご紹介したいと思います。これから挙式を控えた方や、披露宴の企画をしている方は是非参考にしてみてください。

ウエディングケーキの余興

結婚式披露宴では、ケーキ入刀の演出が必ずと言って良いほどあると思います。通常は撮影の絶好のポイントとして、ナイフを持った新郎新婦を撮影するに過ぎませんが、私の友人の結婚式では感動的な演出がありました。ケーキを新郎新婦がお互いに食べさせ合うという演出です。新郎は一生かけて、新婦に食べさせてあげるという意味を込め、新婦は毎日美味しい手料理を食べさせてあげるという演出です。お互いにメッセージを伝えながらのケーキを食べさせ合うシーンには涙が出てきました。私もこのような演出をしたいなぁ、と思いました。一生食べさせてあげると結婚式にメッセージを伝えられたら本当に幸せだと感じると思います。また、演出はそこにはとどまらず、新婦の母親からも新婦が食べさせてもらうという演出がありました。母が食べさせるのは今日が最後、というメッセージを込めて、、感動しました。これから、違う生活を始めるけじめにもなり、素敵な演出だと思います。

キャンドルリレー

他の演出としては、従兄弟の結婚式披露宴でのことです。親族が多い結婚式でしたが、途中でキャンドルリレーを行いました。ゲスト一人ひとりにバラの形のキャンドルを配り、新郎新婦が一つのキャンドルに火を灯し各テーブルの代表者のキャンドルへ火を灯し、また、隣のキャンドルへ、と会場の全てのテーブルにキャンドルが灯される演出です。会場が一体になり、一つの形になることに感動しました。最後に一斉にキャンドルの火を吹き消し、会場のみんなが幸せでありますように、と新郎新婦から声がかかった時には感動の絶頂です。こんな演出は初めてだったので、感動と共に深く脳裏に焼きついています。

新婦から母親への手紙

月並みですが、やはり、新婦からの手紙は鉄板の演出ではないでしょうか。友人の結婚式ですが、涙で手紙がうまく読めない新婦の姿は感動的でした。自分の出生時の重さでできたテディーベアを母親に渡し生まれてからのエピソードを語る、その際に演出として、音楽が生のピアノ演奏になりました。新郎の友人が演奏していました。そして新郎が新婦の涙を拭う。憧れます。最後に母親と涙ながらに抱き合う姿に会場のゲストの多くはもらい泣きしていました。友人の話によるとテディーベアは今でも新婦の実家のリビングに飾られているそうです、思い出に残る品は喜ばれますね。

亡くなったお父様からの手紙

私が経験した中で最も感動した披露宴は亡くなったお父様からのお手紙のエピソードです。友人の結婚式披露宴でのことです。結婚式間際に新婦のお父様が亡くなり、お祝いの録音テープを亡くなる前に用意しており、結婚式披露宴当日に新婦に向けて生の声を流すというものです。小さい頃からのエピソードから始まり、新郎に向けて、もしも、娘が拗ねてしまったら甘いものを食べさせて欲しいというエピソードと最後には、「結婚おめでとう、幸せになれよ」、と生の声でお父様が新婦に呼びかける内容です。新婦はもちろん、新婦の母親も誰もが始めて聞く生声テープに会場は感動の渦です。涙が止まりませんでした。

いかがでしたか?私が実際に体験した感動的な演出の披露宴についてご紹介しました。最後のエピソードは真似できるものではありませんが、最も感動的でしたので、敢えてご紹介しました。もしも、お父様、お母様が天国にいる場合には、逆に新婦から、天国のお母様、もしくはお父様にお手紙を読むという演出に応用できるのではないかと思います。是非素敵な披露宴を演出してくださいね!ゲストの皆も素敵な演出を待ち望んでいます。

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