ゲストに楽しんでもらおうと、いろいろ演出を考える結婚式ですが、多くの人が集う機会だけにハプニングも当然起こり得ます。今回は、余興のハプニング体験談をご紹介します。
・甥っこにリングボーイをお願いしました。ところがバージンロードを歩くときに、足がひっかかって転倒。指輪が転がり落ちてしまい、他のゲストに拾ってもらいました。
・結婚式のあと、ブーケトスをしたのですが、後ろを向いて投げたあと振り返ると、誰も取っていませんでした! 無残にもブーケは床の上に残されたまま。未婚の友人たちも「あなたどうぞ」、「いえ私は…」と譲り合うばかりで、何だかバツが悪かったです。
・挙式後、チャペルの外でバルーンリリースをしました。お天気は良かったのですが、風が強い日で、せーの!で手を放すと、あっという間に風船は視界から消え去ってしまうハプニング。シャッターチャンスの余裕もありませんでした。もっとゆったり、青空を舞う風船を見たかったな…。
・親戚の叔母が当日になって、突然、ピアノ演奏をプレゼントしたいと申し出てきて困りました。もともとかなり強引な人で、何を言っても分かってくれないので、渋々、受け入れざるを得ず…。披露宴の進行はビッシリ詰まっていたので、仕方なく、お色直しで中座している間に弾いてもらいました。後から聞けば、ミスの多い演奏で何度も止まるし、聞くに堪えなかった、とのこと。自分の親戚だということで、恥ずかしい思いをしました。
・九州の風習で、長唄を歌う「おうたい」がないと結婚式に出た気がしない、という叔父がいたので、披露宴の最初に披露してもらいました。1番から3番までを、他の親戚と手分けして歌うのですが、うまく歌えない人や歌詞を忘れてしまった人もいて、何だか滅茶苦茶でした。
・余興をしてくださる予定だったゲストが、飛行機の遅延で間に合わず、すっぽり進行に穴があいてしまいました。
・新郎の友人が集まるテーブルだけ、なかなか点火できない、というハプニングがありました。最初はどうして付かないのか分からなかったのですが、後から式場の方に聞けば、芯が濡らされていた、とのこと。噂には聞いていたのですが、本当にこんないたずらをする人がいるんですね。正直、信じられないです。ひどいときには芯がカットされていることもあるらしくて、式場の人はとっさに新しいろうそくに差し替える準備をしているそうです。
・トーチを持ってのお辞儀など、慣れていないせいか、手元が狂ってゲストの髪を少し焼いてしまいました…。男性の方だったので寛容に対処してくださいましたが、冷や汗ものでした。
・ろうそくに火を付ける瞬間、新郎の友人にわざと吹き消されました…。思わず目がテン。トーチの火まで消されてしまって、スタッフの方に付け直してもらいました。
・両親への手紙を読んでいたら、いつも以上に酔っていた旦那が隣で号泣。「なぜあなたがそこまで泣くの?」と私は逆に覚めてしまい、ゲストも苦笑いでした。
・花嫁の手紙の最中、母が突然、ふらふらとダウン…。会場は騒然となったのですが、当の本人はちょっとした立ちくらみだった、とのこと。大したことがなくて良かったのですが、せっかくの感動シーンは台無しでした。
・お互いの両親へ花束贈呈したとき、お辞儀をして頭を上げたら、義父も同じタイミングでお辞儀をしていたらしく、思いっきり頭がぶつかって恥ずかしい思いをしました。
ハプニングなく終われたら良いのですが、何が起こるか分からないのが結婚式。不安もあるでしょうが、式場のスタッフはハプニングに慣れていますので、予想外のことが起こっても、それなりにうまく対処してくれます。ハプニングを楽しむぐらいの余裕を持って、結婚式を迎えましょう!