若いころからなかなか結婚に踏み切れなかった男性でも、いざ結婚するとさまざまな場面で結婚の良さを感じています。男性という生き物は母性を求めています。結婚で得られる癒しや安心感は、独りのときには味わえないものでしょう。家庭を持ったからこその幸せはどんなシチュエーションで感じることが多いのか、いくつか例をご紹介します。
仕事で疲れて帰ったときに、「お帰りなさい」と笑顔でひとこと。この当たり前のやりとりが男性にとってはホッとする瞬間なんですね。「ちゃんと玄関まで迎えに出てくれる」「どんなに遅く帰っても食事やお風呂の世話を焼いてくれる」そんな毎日のできごとが男性の心を癒して、明日も頑張ろうと思わせているのです。
早起きをして朝食の準備をしてくれる人がいるのは嬉しいものです。布団の中でまな板と包丁の音が心地よく聞こえることほど、結婚してよかったと思う瞬間はないでしょう。「味噌汁の香りに起こされるとき」「枕元に来てそっと揺り起こしてくれるとき」など、夢に見た理想の朝のひとときが現実になった喜びは大きいはず。新婚時代だけでなく変わらない姿勢を見せる妻には、自然と愛情と感謝を感じやすいのです。
子供が生まれるとまた違った喜びが加わります。大きな責任感とともに、仕事の張り合いとやり甲斐がアップするという男性も多いようです。子供と接する時間もかけがえのないものですが、妻の子供に対する態度にも影響を受けます。「赤ん坊を抱いている姿を見ると幸せになる」「出産と子育ての様子を見てさらに妻への愛情と尊敬が深まった」という声もたくさん聞かれます。
膝まくらで耳かきをしてもらう・・・世の独身男性の憧れの図です。これが現実となって喜びを噛みしめる夫たちは多いもの。また毎朝身だしなみを整えてもらったり服をコーディネートしてもらったり、自分が得意でないことをサポートしてもらうことでも男性は幸せを感じます。
また風邪などで具合を悪くしたときに看病してもらうときは、しみじみと結婚生活のありがたさを感じる瞬間です。体が辛いと気弱になるのは男性も女性も一緒。病気のときは、あれこれと世話をしてもらえる喜びを感じやすいシチュエーションなのですね。
「男をつかむなら胃袋をつかめ」とも言うほど、男性は手料理に弱いもの。料理上手な妻をもらって幸せを実感する人も多いのではないでしょうか。たとえ料理の腕が良くなくても、一生懸命台所に立つ姿を見ると愛しさが募るものです。自分の好物を分かった上でさりげなく献立に盛り込んであったりすると、思わずテンションも上がります。
また、「スーパーで夕食のメニューを相談しながら一緒に買物する時が幸せ」という男性も多いようです。仕事帰りにお惣菜を買ったり1人寂しく外食していた独身時代を思えば、つくづく結婚してよかったと思える瞬間ですね。