いまやウェディングシーンに欠かせない演出がビデオレター。結婚式や披露宴また二次会の場においても、実にさまざまなパターンでゲストを楽しませてくれます。ご紹介するアイデアを参考に、思い出に残るビデオレターづくりに挑戦してみてはいかがでしょうか。
両親兄妹をはじめ、新郎新婦の親族からのメッセージは定番です。特に新婦の父親からのビデオは、一同号泣のケースも少なくありません。新郎や新婦が家族と同居している場合は、撮影にも万全の準備が必要です。本人たちに知られることのないよう、細心の注意が必要になります。
当日来られない親しい友人や、お世話になった恩師などにメッセージをお願いするのもおすすめです。懐かしい面々からの思い出深いエピソードを交えたお祝いメッセージは喜ばれます。出演を依頼するにあたっては交渉も必要となりますから、時間に余裕を持って準備に取り掛かりたいものです。いずれにせよ遠方に取材や撮影に出向く場合は多少労力と出費が伴いますが、新郎新婦が大いに驚き、喜んでくれること間違いなしです。
そして最も盛り上がるビデオレターの一つが、親しい仲間たちが自ら演出・出演して制作されたものです。よくあるのが、多くの友人たちに一言ずつメッセージをもらうという定番パターン。紙に書いたメッセージを一人ひとりに持ってもらう無声パターンは、「泣き」のBGMがいっそう際立つ演出です。スケッチブックのようなタイプに書けば、メッセージ自体を1冊まるごとプレゼントできるので記念になりますね。かけがえのない友人からの心のこもった言葉の数々は、見る人の心をじんわりと温かくすることでしょう。
【動画を引用】
(引用元:YouTube http://www.youtube.com/watch?v=3MIy6C9kF1o&feature=player_embedded#t=0)
よく見かけるのがドラマ仕立てや歌のパフォーマンスによるメッセージです。誰もが知っているようなキャラクターや流行ネタをアレンジして、会場の爆笑を狙うビデオも多くなっています。仲間内で作るビデオレターというのは、アイデアを練った完成度の高いものが多く見受けられます。ただ気をつけなければいけないのが内輪ウケ。懲りすぎて本人たちにしか理解できない仕上がりにならないよう、新郎新婦だけでなくゲストの誰もが楽しめる映像づくりを心がけると良いでしょう。
有名人のインタビュー映像や馴染みのあるドラマの名シーンなどに、オリジナルで吹替や字幕を付けたパターンもおすすめ。次から次へと思いがけないセリフが飛び出し笑いを誘います。
【動画を引用】
http://www.youtube.com/watch?feature=player_detailpage&v=mOnmzzqaJMo
(引用元:YouTube http://www.youtube.com/watch?v=mOnmzzqaJMo&feature=player_detailpage#t=0)
このようにビデオレターは、主役の二人を支える多くの人たちの温かい祝福の気持が詰まったものです。手間と時間をかけた作品だからこそ、伝えたい気持が分かりやすく届きやすいともいえるでしょう。まずは新郎新婦に喜んでもらえることを大前提にコンセプトを明確にすることが、ビデオレター作りの大きなポイントです。ビデオ編集に自信がない人でも、最近ではさまざまなソフトが手軽に手に入ります。ちょっとした特殊効果なども簡単にプラスできますので、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。