女性にとって結婚式でメインとなるのは、やはりウェディングドレスですよね。そんなウェディングドレスや男性の衣装も含めて、衣装代はどれぐらいかかるのか、結婚式費用の中でどれくらいの割合なのかという目安は気になりますよね。今回は「ゼクシィ結婚トレンド調査2013」を元に、ウェディングドレスの疑問を解決していきます。レンタル先別に口コミもピックアップしていくので、生の声が聞けますよ。
まずは新婦の衣装代についてです。衣装総額で最も多いのが「30~40万円未満」で、ついで「20~30万円未満」「40~50万円未満」「50~60万円未満」となっています。平均は42万円です。
新婦の衣装としてはウェディングドレスを着る人が9割以上です。お色直しなどでカラードレスを着たりはしますが、やはり、女性の憧れと言えるウェディングドレスはほとんどの人が着ますよね。ウェディングドレスだけに限ると、衣装費用の平均は24.9万円です。
続いて新郎の衣装代です。最も多いのは「9~11万円未満」と「15~20万円未満」で、次いで「20~25万円未満」となっています。平均は15.2万円です。新郎の衣装としてはタキシードが8割以上と最も多く、2割が紋服となっています。やはりウェディングドレスに合うのはタキシードですよね。タキシードの費用だと平均は12.1万円、紋服は平均10.3万円となっています。
結婚式や披露宴費用の総額の平均は351万円となっています。したがって、式の費用に対する新郎新婦の衣装が占める割合は、衣装の平均金額をもとに計算すると約16.2%となっています。
衣装を購入あるいはレンタルした人の約4割が、結婚式や披露宴をおこなった式場が提携している衣装店を利用しています。結婚式前の衣装合わせやお色直しなどがスムーズに進められるほか、結婚式のプランに料金が組み込まれていて手続きが楽なのでおすすめです。
提携衣装店での新婦のウェディングドレスの購入・レンタルの相場は、「30~35万円未満」が最も多く、次いで「20~25万円未満」と「25~30万円未満」が多いです。平均は26.1万円です。男性のタキシードでは「9~11万円未満」が最も多く、次いで「15~20万円未満」が多いです。平均は12.1万円です。
ウェディングドレスでは、多くの芸能人や有名ファッションデザイナーがブランドを持っていて、人気ドレスブランドとなっていますよね。素敵なデザインだったり、憧れの芸能人だったりすると、人気ブランドのドレスを着たい人も多いのではないでしょうか。結婚式は特別なものですから、やはり特別なドレスを着たいものです。
人気ウェディングドレスブランドのレンタルの相場は「30~70万円代」です。値段の分だけやはり満足度が高く、自分が着たいウェディングドレスを見つけることができます。スタイルよく、美しく自分を見せたいという人にはおすすめです。
また、式場の提携衣装店以外の外部の衣装店を使うことによって、ウェディングドレスの持ち込み料というものが掛かる場合もあります。持ち込み料が「必要だった」人は約半数の47%で、「必要だったが、会場がサービスしてくれた」人は13%、「必要だったが、外部の衣装店が負担してくれた」人は10%です。
持ち込み料が必要なのはどうしてなのかというと、持ち込んだドレスを保管するためであったり、トラブル回避のためだったりします。ドレスが汚れていたりすると、それをクリーニングしたりなど費用が掛かりますからね。しかし、ほとんどが保管料金のようなものです。
持ち込み料の相場としては、1着あたり「5~10万円」が平均的です。1着の保管料金と考えると高いかもしれませんが、先述している通り、持ち込み料を負担してくれる衣装店もあります。ウェディングドレスを検討する上で、サービスが充実しているお店を見つけることが大切ですね。
これからウェディングドレスをレンタルしようという人には参考になったでしょうか。何よりも、新郎新婦が満足のいく式にするために、衣装というのは費用の割合よりも大きな割合を占めます。様々な店を検討して、納得のいく衣装選びができたら良いですね。
※データは全て、ゼクシィ結婚トレンド調査2013(リクルートマーケティングパートナーズ)調べ