結婚が決まったらまずは式の準備など、しなければなければならないことが山のよう!仕事をしている人においては、会社での手続き諸々があることを忘れてはいけません。対応の仕方も含めてまとめてみましたので、参考にしてみてください(所属する会社や団体によって期日や提出書類が異なる場合がありますので、ご自身でよくご確認いただきますようお願いいたします)。
結婚が決まったら、まずは上司に業務に支障のないタイミングを見計らって報告します。社内での噂が先に耳に入るより、出来るだけ早くあなたから直接報告する方が円満退職または仕事を円滑に継続していく上で望ましいです。
・寿退社の場合の手続き
結婚と同時に退職する場合、その旨を上司に報告、その後退職願を提出することになります。規定の用紙がない場合には一般の便せんを使用して構いません。理由は「一身上の都合により」とします。また、あなたが担当してきた業務を他の人にスムーズに引き継ぐ必要がありますので、上司の指示に従いましょう。退職時に健康保険証、制服(ある場合)、備品、名刺等会社に属する物を返却するのを忘れずに!
・勤続する場合の手続き
結婚後も仕事を続ける場合ですが、挙式や新婚旅行をする人は、それぞれ前もって休暇届を提出する必要があります。休暇を取る時期が業務に支障がないかどうか、上司とも相談しましょう。
結婚(入籍)後は会社に結婚届を出すことによって、健康保険・年金などの氏名・住所変更や住宅手当等の諸手続を会社側で行ってもらえます。結婚によって改姓しても仕事上はそのまま旧姓を使用できる会社も増えていますが、改姓後の姓を使用するひとは新しい名刺を頼んでおきましょう。
結婚披露宴に招待していない人から頂いた結婚祝いに対して、感謝の気持ちを添えてするお返しを「結婚内祝い」といいます。披露宴を行わない人も、頂いたお祝いに対して内祝いを用意する必要があります。お祝いを頂いたらその場で一言、郵送で届いた場合でもまずはお礼の電話を入れるなどしてから、結婚式後1ヶ月以内にはお返しを届けるようにします。
内祝いの相場は、頂いたお祝いの半額程度が基本ですが、上司から頂いた場合は3分の1程度にします(目上の方への半返しは失礼にあたります)。品物には日持ちのする食べ物やタオルなどの実用品を選ぶのが一般的です。親しい間柄で相手の好みをよく知っている場合を除いては、人によって好みが分かれるようなあまりにも変わった物より、無難な物を選ぶ方がよいかもしれません。予め金額別にある程度商品の目星をつけておくと、頂いてから慌てて手配せずに済みます。
何を送ったらいいのか迷った時には、カタログを送付して相手に選んでいただくという方法も最近では増えています。相手の年齢の好みや地域によっての風習が違ったりすることもあるため、両家の両親にアドバイスをお願いするなどして、情報収集しておくとよいでしょう。お返しの品物にはお礼のメッセージを必ず添えることもお忘れなく!
会社自体から頂いた場合、会社の就業規則を確認し、受け取れることになっているのであればそれに対する内祝いを用意する必要はありません。そうではなく、上司からなど個人の厚意でされたのであればお返しをする必要があります。
また、同僚などから連名で頂いた場合には、頂いた金額の半分を人数で割った金額に相当する品物をそれぞれに渡します。新婚旅行に行く場合には、お土産をお返しとするのも喜ばれるでしょう。
幸せの準備期間、人間関係に支障がないよう、失礼のないよう余裕を持って一つ一つこなしていきましょうね。