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入籍後に忘れてはいけない手続きとは

2015年01月30日(金)

確認しよう!入籍後に忘れてはいけない手続き

婚姻届を役所に提出し、入籍完了。でもそれで手続き完了ではありません。入籍後には忘れてはいけない手続きがいっぱいあるんです。

どのような手続きが必要かご紹介します。

苗字が変わった時にはどんな手続きが必要なの?

苗字が変わると、色々なものの氏名変更をしなければなりません。

氏名変更が必要な主なもの
・免許証
・パスポート
・クレジットカード
・銀行口座
・生命保険

手続きするために、それぞれ、何を準備して、どこに行けばよいのか。
・免許証
管轄の警察署か免許センターにて手続きをします。新しい苗字の本籍記載の住民票が必要です。管轄の警察署によって必要なものが異なる場合があります。手続きに行く前に、管轄の警察署のホームページなどで確認しておくと安心です。

・パスポート
新しい苗字で新婚旅行の旅券をとったときなど、パスポートの氏名が違うと出入国できまないので要注意です。
パスポートの苗字変更は、管轄の市区町村役所などでできます。新しい苗字で新しくパスポートを作る切り替え申請か、今のパスポートのままの有効期限を引き継ぐ記載事項変更申請かを選べます。新しい苗字の戸籍謄本又は戸籍抄本、写真、現在有効なパスポート、手数料などが必要です。管轄によって必要なものが違う場合があるので、確認の上、手続きしましょう。

・クレジットカード・銀行口座・生命保険
それぞれのカード・保険会社や銀行によって手続きが異なりますので、確認の上変更しましょう。もし住所がならば、あわせて変更をしましょう。

新居に移る場合に必要な手続きとは

新居に移る場合には、以下の手続きが必要です。

・転居届もしくは転出届・転入届

同一市区町村内での転居の場合は転居届を管轄の市区町村の役所などで提出します。転居してから14日以内に出しましょう。

異なる市区町村に移る際は、引越をする前(目安として14日前くらいから)に、現在住んでいる市区町村の役所に転出届を出します。すると転出証明書を発行してもらえるので、新居がある市区町村の役所へ持っていき、住みはじめから14日以内に転入届を提出します。

どの届の場合も身分証と印鑑が必要な場合が多く、役所やケースによってその他のものが必要こともあるので、手続き前に管轄の役所に確認するとよいでしょう。

・郵便転送
郵便局に転居届をだすと、1年間旧住所にきた郵便物などを新住所に転送してくれるサービスがあるので、利用すると便利です。

会社への報告も必要!最適な報告時期と必要手続きまとめ

・結婚後も同じ職場で仕事を続ける場合
できれば3ヶ月前くらいには上司に報告しましょう。また、新婚旅行や挙式などで長期の休みを取る場合も3ヶ月くらい前には相談しましょう。

入籍後、結婚届などの書類を会社に提出することが多いようです。苗字が変わるときは、健康保険や年金を会社に一部負担してもらっている場合、氏名変更が必要なので、書類や保険証・年金手帳などの提出が必要なこともあります。また、給料口座の変更のため新しい姓でつくった銀行口座の提出などが必要な場合もあります。必要書類は会社によって異なりますので、人事部などに入籍をする旨を伝え、相談をしましょう。

・結婚後、今の職場を辞める場合
上司に3ヶ月くらい前には報告しましょう。多くの場合引き継ぎが必要ですので、決まっていればなるべく早く報告したほうが無難です。退職届の提出や引き継ぎなど、上司に相談しながら進めていきましょう。

・退職後の手続き(他の会社などで働く意志がある場合)
ハローワークへ行き、失業保険の申請と求職の届け出にいきます。

・健康保険・年金の手続き
結婚後働く予定がなく配偶者の扶養に入る場合は、配偶者の会社での手続きになるので、確認してもらいましょう。

結婚前に知っておきたい豆知識!「名前」で印鑑をつくっておけば、苗字が変わって

も使える
 
結婚して配偶者の籍に入り苗字が変わってしまう場合、せっかく作っていた印鑑が無駄になってしまいます。もし結婚前の苗字の印鑑で印鑑登録をしていた場合、印鑑登録の印鑑は住民票の氏名の文字との一致が必要なので印鑑登録自体が失効してしまいます。

そこで便利なのが、下の名前で印鑑をつくっておくことです。名前の文字で作った印鑑でも、印鑑登録はできますし、銀行などの口座を作る際にも使用できます。結婚して苗字が変わっても、作り直すことなくずっと使えるので大変便利です。

いかがでしたでしょうか?
色々しなければならないことが多くて、大変そう…と思ってしまったかもしれませんが、一生に何度もあることではないので、頑張って手続きを行いましょう。氏名変更などの手続きをせずに先延ばしにしていたら、いざというときに困ってしまうかもしれません。出来るだけ早めに、手続きを終わらせておくことをおすすめします。

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