お母さん、お父さん、しっかりしてよ・・・・という両家顔合わせの体験談を紹介します。
交際8年で、結婚するにあたり両家顔合わせすることになりました。今までお互いの親同士が会うことが無かったので、相手側の母親はとてもキレイでおしゃれな方なので、うちの母には、半年前から少しダイエットをして、歯も直して白髪染めとお化粧も宜しくね。とよく伝えていました。顔合わせ一週間前、ダイエットは失敗したらしく全然ダメでしたが、抜けていた歯は治っていたので、後は白髪染めとお化粧お願いね。いつも薄くてやってるかやってないか分からないからと言いました。顔合わせ当日、登場した母は髪の毛は真っ赤で、化粧は青いアイシャドウで真っ青、真っ赤な口紅でした。しかし、時間もなかったので仕方なくそのまま待ち合わせ場所に向かいました。母に事情を聞いたところ、きちんと白髪染めをしたのだけれど途中で寝てしまい、気付いたらあんな色になっていたそうで、夜も遅くどうにもならなかったそうで、化粧もあんたが濃いめと言ったでしょと、青いアイシャドウを選んだそうで、それだけはさすがに真っ青で恐かったのでティッシュで拭き取りました。恐くて相手側に何を思われているかわかりませんがうちの家族の間ではあの顔合わせの母の格好は黒歴史です。
(27歳 女性)
結婚がが決まり、両家の顔合わせをすることになりました。場所はお互いの家から中間地点にある大きな日本料理店でした。広いお座敷の中に6人分だけの席が用意してあるので、それぞれの距離も少し遠く、緊張を高めるようなセッティングでした。お料理は一人ずつ御前にのっている形式で、とてもおいしかったです。最初は両家の親も私も彼も緊張していましたが、両方の母親がおしゃべり上手で、間をうまく埋めるように話題をふり、次第に緊張もとけ、和やかな雰囲気になりました。
私の父親も気分が高まったのか、普段お酒を1滴も飲めないのに、おめでたいからと飲んでしまったのです。大丈夫?と私も母も心配したのですが、コップに1杯くらい飲んでしまいました。みるみる顔が赤くなり、彼のご両親も心配されていました。小さいビールグラスに1杯弱の量ですが、飲めない人にとってはものすごい量です。食事が終わって帰るときは、歩くのも若干ふらふらしているし、酒を飲んだのに車を運転すると言い張るのです。お酒を飲んで車を運転するというモラルの低い醜態を彼のご両親に披露してしまったこと、娘の私としては本当に恥ずかしかったです。結局みなが止めて運転はせずに帰ったのですが、最初にそんな印象悪くしてどうするんだよーと呆れてしまいました。
(35歳 女性)
当時、私の両親は50代後半、妻の両親は40代後半でした。両家の父親は共に職人気質で普段からあまり会話をしないような人柄でした。年代も離れていることもあり、顔合わせの際はどうなるのかとても心配でした。 両家ともお酒が好きなので、こぢんまりした居酒屋のほうが、堅苦しくならずに済むと思い、夕方から会うことにしました。 思った通り会話もなく母親同士が話をしていましたが、お酒が入って30分ぐらいしてから徐々に父親同士が話を始めました。 最初は、お互いの仕事の事や家族の事で盛り上がって楽しく過ごしていました。時間がたつにつれ、お酒の力もあり、いつの間にか私達の結婚についてお互いに想いをぶつけあっていました。決して、相手方を誹謗中傷するものではありませんでしたが、妻の父親は初めて娘を嫁に出す気持ち、私の父親は息子が家を出て別に暮らす寂しさを出してしまい、しまいにはお互い泣き出してしまいました。 そこまではまだ良かったのですが、意気投合した2人は、両家の母親と子供を無視して2次会に赴いてしまい、その後3時間ほど連絡がつかず、手分けして見つけた時は2人とも歩けないほど泥酔しており、帰りの介抱はとても大変なものでした。 この一件以来、両家が会うのはできるだけ明るい時間となりました。 私達の父親達はお酒が入らないと話せないようでしたが、初顔合わせでお酒の力を借りようとした大失態でした。
(43歳 男性)