結婚相手との年齢差は、愛情があれば気にする必要はないと考える人も多くいます。年齢差にこだわるよりも、どれだけ相手を愛し、愛されているかを大切する考え方もあるのです。
古くは男性上位の考え方から「男性のほうが年上」というカップルが多く、男性が女性に対してリーダーシップをとる関係が主流でした。しかしながら最近では独立心のある女性も増え、男性のほうが年下のカップルもいます。ここでは結婚時の男女の年齢差を4つのカテゴリーに分けて検討してみます。
結婚時のお互いの年齢差は2~3歳が多数です。多くの場合、出会いのきっかけを学生時代に迎えるからです。男性が年上というカップルが特に多く、続いて同年代もカップルの割合も多いと言われています。
同世代のカップルは育ってきた環境や流行ったものが似ているため、話題が合います。結婚観や人生観も似ていて、長い結婚生活を営むにあたっては息の合うパートナーといえます。
結婚相手との年齢差が2~3歳であるということは、愛する人と同じように人生を送ることができるという意味もあります。たとえば、老後のプランをほぼ同一に立てることができるのも、この年齢差のメリットです。
同年齢だと、友人感覚で結婚生活を送ることができます。学生時代の恋人のように、お互いの意見を言い合える、気兼ねない関係です。年上や年下という境界のない、自然に振る舞い合えるカップルになります。
また、相手を理解しやすいとともに、同じレベルでものごとを判断することも難しくはありません。行動や思考も似やすいため、心の通い合ったコミュニケーションができます。たとえ夫婦の興味関心の対象が違っても基本的な価値観が似ているので、その興味にパートナーを巻き込んで共有することも可能です。知識がお互いに豊かになると同時に、共通の話題が増え、楽しい結婚生活を送ることができるでしょう。
現代では年の差があるカップルが国内外で見られます。セレブの再婚に関する芸能ニュースでは時折、その年齢差が報道されます。
男性が年上か女性が年上か、どちらのケースにしても、お互いに相手に妥協でき余裕がもてることが、年齢差のある結婚のメリットです。
年上のパートナーが相手の場合、年齢の差が開くほど親子に似た感覚になります。年齢が近いパートナーと比べて許容力や包容力があり、わがままや過ちなどを問題なく受け入れてくれることでしょう。経済的にも安定しており、また人生の先輩として頼りになる存在でもあります。
年下の男性をパートナーに持つ女性のメリットとして、口論に至らず問題が解決することがあります。年下の男性は年上の女性に対して、言い聞かせるような態度をとるよりも、臨機応変に対応してくれます。また若い男性であるほど体力があり、長く働ける可能性もあります。結婚初期は経済的な面で女性がメインだった家庭も、後に男性が生活を支えることが期待できます。
年齢差のある有名なカップルを見てみましょう。国内では加藤茶さんと綾菜さんがトップで、45歳と大きな差があります。次いでラサール石井さんと桃佳さんカップルで、32歳の差です。
海外ではマライア・キャリーさんとニック・キャノンさんの10歳差、俳優のニコラス・ケイジさんとアリス・キムさんは20歳差。しかし年齢差を見せないほど、魅力的なカップルです。
国内外共通なのは、男性が年上である割合が高く、10歳以上若い女性と結婚していることです。若い女性にとっては相手の名声と経済力などが魅力となり、50歳を超えた男性にとっては、若い女性は新たな人生への輝きを見出すきっかけになるのです。
いかがでしょうか? 結婚条件として年齢差は、気にすることではないのかもしれません。どんな年齢差の組み合わせであっても、愛情があれば物事を変える力が生まれます。愛すべき“人生のパートナー”と協力しながら月日を過ごせば、年齢差による悩みや不安もいつか消えてなくなるのでしょう。