彼女がほしいと思っているのに、なかなか彼女ができない……。そんな悩みを持っていませんか?彼女がほしいときに見過ごしがちな会話の基本姿勢、それは「相手の話を聞くこと」です。今回は、相手の話を聞くときに役立つ3つのポイントをご紹介します。
彼女がほしい、自分のことを知ってほしい!そう思うあまり、相手に自分の話ばかりを一方的に聞かせてはいませんか?相手の立場にたって考えてみましょう。たとえば、一緒に食事に行った相手が一方的に自分の話ばかりをし続け、こちらの話をろくに聞いてくれないとしたら……?これでは会話が成り立ちません。しかも、女性は自分の話を聞いてほしいと思っていることが多いです。
自分がしゃべるのではなく、相手にしゃべらせる、つまり「聞き上手」になるということです。なおかつ、「わかるよ」「たいへんだったね」など肯定的な、同調する言葉をかけることで、相手はあなたに親近感を持つことになります。
また、話を聞くときに相手を否定しない、というのも重要なポイントです。たとえ自分と違う意見を言われても、遮るようなことはせず、とりあえず最後まで話を聞きましょう。もしどうしても言いたいことがあれば、そのあとで「こういう考えもあるんじゃない?」など、提案の形で相手に伝えます。たとえ反対意見であっても、頭ごなしに否定されるよりも、相手も受け入れやすくなるからです。
会話の最中うわの空であらぬ方向を見ている、手元の携帯をいじっていて、返ってくるのは生返事ばかり……これでは、会話の相手と良好な関係を築けるはずもありません。相手の話を聞くときに、目を見るというのは重要なポイントです。会話をしている相手に意識を集中している姿勢を見せれば、相手もあなたのことを誠実な人物だと好印象を持つでしょう。
しかし日本人は相手の目を見て話し続けることが苦手です。また実際相手の瞳をずっとのぞき込むようにすると、相手が圧迫感を覚えることもあります。
そこでおすすめなのが、相手の眉間に視線を向けることです。実際は相手の目を見ているわけではないけれど、きちんと視線を向けている印象を与えられます。また、会話の途中で何かを思い出そうとするときや、相手の話に深く同調するときに一瞬視線を外すのもポイントです。目を閉じて思い出そうとしたり、深くうなずいたりして視線を外します。そうすれば、不自然でなく相手から視線を外し、相手の圧迫感を減らすことができます。
何を話しても、「そうだね」「わかるよ」しか返事がないのであれば、会話が膨らみません。これらの相づちだけでは、会話が途切れてしまうからです。かといって、「でも、……」と話し始めてしまうと、相手は否定されたような印象を持ち、これも良くありません。
そんな場合におすすめなのは、相手の言ったことをオウム返しにする、というテクニックです。たとえば、「先日○○という映画を見た」という話ならば、「○○という映画?僕も見たよ」「○○という映画?まだ見ていないなぁ、面白かった?」など、相手の言葉をそのまま借りて会話に取り入れてみましょう。相手は自分の話をきちんと聞いてくれているという印象を持ちます。特にあなたが興味をひかれているトピックの時に使うと、相手にも印象付けられて効果的です。
ただし、これも多用は禁物です。会話の中であまりに多用してしまうと、逆に話をちゃんと聞いているのだろうかという不信感を相手に与えてしまいます。自分が興味をひかれたトピック、またはその後会話をどう続けるか困ったときなど、ここぞというときに使うと効果的です。
いかがでしたか?恋愛に限らず、色々な人の話をきくことは、人生にとってもプラスになります。就職活動でも「傾聴の姿勢」の大切さは強調されるところです。以上3点に注意すれば、いまよりずっと聞き上手な人になれるはずです。ぜひ実践してみてください。