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結婚 挨拶 お礼状

2015年01月30日(金)

婚約時挨拶のお礼状のコツ

婚約時にパートナーのご両親に挨拶に伺うのは常識として知られていますが、意外と挨拶後の御礼の手紙を出す人は少ないようです。携帯電話が普及して、筆を執る機会が少なくなりましたが、やはり誠意が一番に伝わるのは手紙です。感謝と御礼の気持をこめてぜひ御礼の手紙を書きましょう。挨拶時にご両親との会話が上手くいかなかった人も挽回するチャンスです!

挨拶後の流れと手紙を書くタイミング

挨拶にうかがった後は、当日の夜、もしくは翌日までには御礼の電話を一本入れましょう。手紙はどうしても届くまで時間を要するので、まずはひとこと感謝の気持ちを伝えましょう。
手紙は挨拶から数日以内、遅くとも一週間以内にはご両親の手元に届くようにすることがマナーです。予め必要なはがきや便せん・封筒を購入し、文章のひな型をつくっておくとスムーズに書くことができます。

便せん・封筒、はがき、筆記具の選び方

手紙ははがきがよいか、便せんがよいのか迷う方もいますね。はがきですとどうしても便せんに比べて簡素なイメージがありますので、気になる方は便せんをおすすめします。便せんを選ぶ方は、縦書用の便せんを選びましょう。
ただし、堅苦しい挨拶が苦手な人がいることも事実です。そのような方にはシンプルにはがきで送っても間違いではありません。挨拶に伺ったときのご両親のイメージや、パートナーに話を聞いて決めるとよいでしょう。

筆記用具は、ボールペンを避けて、水性ペンで書くのがもっとも無難です。色は必ず黒でわかりやすく丁寧な字で書きましょう。自信がある方は毛筆や万年筆で書くと教養を感じさせて好印象を与えます。

本文の流れと文例

拝啓からはじまり、時間をとっていただいたことへの御礼、会話をした際の印象的な出来事について触れ、結婚の承諾への感謝の気持ちを伝え、最後にこれからのお付合いのお願い、敬具(女性の場合はかしこも可)でしめるのが大まかな流れです。
拝啓のあとに時候の挨拶を入れて、最後にご両親の健康に寄せたメッセージをいれることもお勧めです。
また、文章の後にあなたの名前と日付をいれることを忘れないように注意しましょう。

実際のお礼状の文例

一般的に使用されることが多い形の文例を紹介します
――――――
拝啓
先日はお忙しいところを私のためにお時間を頂戴し、ありがとうございました。私自身まだまだ未熟なため、無礼な点も多々あったかと思いますが、そんな私を温かい笑顔で迎えていただいたことに大変感謝しております。お二人のお話はとても楽しくて、時間が過ぎるのがあっというまでした。今後ともお世話になることが多くなるかと思いますが、どうかご指導の程よろしくお願い申し上げます。誠にありがとうございました。

敬具
平成



○○ ××(あなたの氏名)
△△ ○○様
    

様(ご両親の連名)

――――――

ここでは一般的な例を紹介しましたが、大切なのはあなたの気持ちが込められているかどうかです。誠実さが伝わるように、その日のエピソードを思い出して印象に残っていることを書くと印象に残ります。

宛名面の書き方の注意

住所は長かったらきりのいいところで切って、2行にわけると見栄えもきれいです。宛名は中央に、住所より一字下げることが大切です。連名の場合は両名に「様」をつけることを忘れないようにして、差出人の住所・氏名は小さめに書きましょう。

その他注意点

誤字脱字は絶対にNGです。特に、ご両親の名前の漢字には細心の注意を。予めパートナーにご両親のフルネームと実家の住所を聞いておくと安心ですね。

手紙が苦手で筆まめではない方もいるかもしれませんが、コツをつかめば簡単に作成できます。気持ちをこめてこれからお世話になるパートナーのご両親に送ってみましょう。

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