結婚を決めたカップルの両親への始めての挨拶。結納や結婚式と違い初めての緊張で何をどうしたら良いのかわからないことだらけですよね?今回は初めての挨拶の時にどのような服装で臨むのがよいのかをご紹介したいと思います。夏の暑い日、冬の寒い日、挨拶する季節によっても、服装に悩むことがあるかと思います。ここでは、爽やかな春や、趣のある秋に挨拶に行く場合の例をご紹介します。
挨拶は女性の実家に先に行くのがマナーになります。男性が女性の実家に挨拶に行くときはどのような服装が喜ばれるのでしょうか。やっぱりスーツが一番です。黒か、紺色、グレーのスーツが良いでしょう。中のシャツはスーツの色に合わせるものですが、結婚の挨拶では、白が定番!あまり、個性のあるものは控えましょう。白で爽やかな印象を与えることができますし、娘さんを大事にしますという厳かな挨拶には適していると言えます。ネクタイも派手でなく定番のネクタイが良いでしょう。個性溢れるネクタイでは、遊び人の印象を与えかねません。また、煌びやかな印象は、金遣いが荒いというイメージをもたれることもあります。最初の挨拶で長い結婚生活を娘と共に送ることができるか両親はチェックします。爽やかで真面目な印象を与えることがポイントになります。春や、秋は暑くもなく寒くもない時期です。きちんとスーツの上着を羽織って行くのが肝心です。勝手に上着を脱いで手に持って挨拶するのはマナー違反ですので、注意してください。
また、服装の他に注視される場所はヘアスタイルや指先、髭になります。お洒落のために伸ばした髪の毛であったとしても、結婚の挨拶の時くらいは綺麗にさっぱりと散髪してください。茶髪は厳禁です。真面目な印象を持ってもらうことを優先に考えましょう。忘れがちなのが、指先です。爪はきちんと短く切って、爪の汚れも取るようにしましょう。どうしても、仕事柄指先が汚れてしまう場合もあるとは思います。一生に一度の挨拶ですので、この日のために念入りにお手入れするとこを忘れないようにしましょう。不要な指輪ピアスも厳禁です。当然のことですが、無精髭を生やしたままでは、不潔な印象を持たれてしまいます。きちんと髭の処理もするようにしましょう。お洒落に伸ばしている場合も同様です。
女性の実家への挨拶が済んだあとは、男性の実家への挨拶です。結婚前の清楚な女性という印象を両親へ与えられるような服装にしましょう。明るい色のワンピースやスーツがお勧めです。季節がら爽やかな印象の服装が望ましいです。暗い色調の服では、暗い印象を与えてしまいます。普段カジュアルだから、服がないからと、ジーンズや、短いスカートは厳禁です。一生に一度のことですので、もしも持ち合わせがなかった場合には一着新調するべきでしょう。相手の両親を軽く見ている態度は印象が悪くなります。清潔感のある爽やかな清楚な女性という印象を持ってもらえるように心がけましょう。不要なアクセサリー類は女性も厳禁です。ちゃらちゃらした印象を持たれかねません。金遣いが荒いとも思われがちです。鞄も貴重品が入る程度の小ぶりなものを持ち、高価なブランド品は避けるようにしましょう。
ワンピースやスーツを着たら次に注目されるのは足元です。実家に上がるのですから、ストッキングは必ずはく様にしましょう。それほど寒い季節ではありませんので、靴下の重ね履きやタイツである必要はないと思います。服装に合ったストッキングが一番のお勧めです。裸足はタブーです。両親の家に上がるのに、裸足では失礼になります。床を汚すことにもなりかねません。また、ブーツや、ミュール等を履くのも厳禁です。玄関で脱ぎ履きにもたもたする上に、両親へお尻を向けてしまうことにもなりかねません。玄関ではスムーズに脱ぎ履きできる清楚な色のパンプスが好印象です。季節的にも一番合うと思います。
結婚の始めての両親への挨拶の服装についてご紹介しました。普通の常識ある格好ということですので、難しい服装ではないと思います。最初の挨拶で好印象を得て幸せな結婚ができると良いですね!参考にしてみください。