彼にプロポーズされ、いよいよ結婚という言葉が現実味を帯びてきて今が幸せ最高潮!というときに忘れてはいけないのがお互いの両親への挨拶です。結婚は二人だけのものではなく、結婚相手の家族を巻き込んだ一大イベント。ですから、これから家族になる義父母へのご挨拶はっても大切。
では、最近のご挨拶事情はどうなっているのでしょうか?結婚の挨拶に行く予定の人もこれから結婚を考えている人も要チェックです!
以前は結婚前には結納を行うのが一般的でしたが、現在は「結納」という形をとることは少なくなってきています。その一方で、気負わずできるということで最近では、レストランで食事をしながら顔合わせを行うスタイルが増えてきています。
レストランで両親への挨拶をすると決めたら、場所と日程を自分たちから提案しましょう。レストランと一言でいってもさまざまですが、落ち着いて話ができるようにするためには静かな雰囲気の個室が望ましいです。ある程度の格式があるところを選べば、スタッフの対応も良く気持ちよく過ごすことができるでしょう。
初めての相手だと、会話が続くかどうか、不安なこともあると思います。そうならないようにご両親の趣味を予め知っておくことや、自分の趣味や家族構成などをご両親に伝えることで、会話をよりスムーズにすすめることが可能です。
あまり長居してしまうと、お互い疲れてしまう可能性を考え、事前に「何時間以内で終わらせたい」という旨をスタッフにしらせておくと安心です。また、お酒を飲みながらお話する方が話しやすい場合もあるので、最寄りの駅からアクセスの良い会場を選んでおくと良いでしょう。
レストランでの会計をどちらがもつのか、と悩んでしまうカップルが多いようです。「会食を企画し、招いた方(カップル側)が、招かれた側の食事代まで負担するのが当然だ!」との意見もあれば、「ご両親に甘えて出してもらっても問題なし」という意見など、考え方は様々です。
はじめから自分たちで支払う心づもりでいる方が一般的ですが、「これから家族になるのだから、甘えてほしい」と考えるご両親もらっしゃいます。その様な場合には、無理やり支払うということはせずに、支払う姿勢はみせつつ、遠慮なく甘えさせていただきましょう。
支払いに関してはケースバイケースなので、事前にお互いの両親について情報を共有した上で、当日には臨機応変に対応しましょう。
服装は親への第一印象を決定づける大事なポイントになるので、慎重に選びましょう。しかし、だかといって無理をして必要以上に着飾って派手になってしまっては逆効果です。誠実そうにみえる、清潔感のある恰好であることが一番大切です。
男性なら黒や紺のオーソドックスなスーツ、女性なら上品なワンピース、膝丈のスカートなどが良いでしょう。また、女性の場合は、予備のストッキングを鞄に忍ばせておくと万が一の時に安心です。服装だけでなく、頭皮や爪など身だしなみのチェックも忘れずにして、靴も綺麗にしておきましょう。
また、ご両親の家の御挨拶ですから、自宅にお邪魔するときと同様、手土産を持っていくようにします。日持ちのするお菓子などが一般的ですが、好みのものを贈りたいのであれば事前にご両親の好きな物を聞いておくといいでしょう。
以上、レストランで結婚の御挨拶をする場合の心構えをあげてみましたがいかがでしたでしょうか。ちょっとの気遣いであなたの印象がアップするので、今回ご紹介したポイントを実践して、失礼の無いようにご両親へご挨拶しましょう。