結婚のイメージと言えば、温かい家庭に憧れのマイホーム。幸せな家庭を築くためのライフプランをしっかりと立て、2人が思い描く未来図を数字など目に見える形で具体化し、夢を実現していきましょう。
結婚して世帯をもつと、独身時代とは違い家族と生活する居住空間に広い間取りが必要となります。そうなれば家賃は必然的に高額となり、払い続けるよりも長期的に得になるという理由からも結婚を機にマイホームを持つ計画を立てるカップルも少なくはありません。
そんな憧れのマイホームですが、一概にマイホームと言っても、戸建てかマンションのどちらにするのか、また新築で購入するのか、中古かという様々な選択肢があります。そして、家族で多くの時間を過ごす場となる大切なマイホームを選ぶのはより豊かな家庭生活を送ることにおいてもとても重要なポイントなので、慎重に選ぶ必要性があります。間取りや広さ、子供は何人欲しいかなど家族プランによっても必要とする居住空間が異なり、ライフプランや家族プランによって必要とする間取りも変わってきます。そのような具体的なプランも盛り込んだ上で、綿密な計画を立てマイホーム購入プランを具体化していきましょう。
予算は、ご主人だけの給与で返済していくのか、子供が大きくなったら奥さんが働きに出るのかなどによっても返済できる金額で予算も違ってきます。よく夫婦で話し合った上で、2人のライフプランや子供の誕生を含めたライフイベントに合わせ、無理のない返済計画を立てていくのが望ましいと言えるでしょう。
結婚して子供ができることは人生にとって大きなイベントであり、仕事や家事を頑張れる原動力にもなります。いつ子供をもうけるかによっても夫婦の未来予想図やライフスタイルが大きく変化していくこともあり、子供をもうけるタイミングは夫婦にとって、とても重要だと言えます。結婚してすぐにでも子供が欲しいのか、もう少し夫婦2人だけの時間を楽しんでから子供をもうけるのかなど、2人が思い描く未来予想図やライフプランに合わせ、お互いに話し合って決めていくのが理想でしょう。
子供をもうけるにあたって、養育費や教育費を含めたお金、子供にかかる費用「子供費」が夫婦にとって最も気になるところ。誕生から大学卒業まで育てるのにかかる費用としては、「基本的養育費」に「教育費」を加えたものの合計を「子供費」として算出することができます。教育費は学校を公立にするのか、私立にするのかによっても大きく異なり、子供1人育てる(誕生~大学卒業)ために、およそ家一軒分(平均約3000万)の費用がかかるとも言われています。人生における大きな支出となってくる子供費は、夫婦の収入や収支のバランスを考えて具体的なライフプランを立てて綿密に計画していくのが望ましいと言えるでしょう。
結婚における三大出費と言えば、マイホーム購入費、教育費、老後の費用が主な出費先と言われています。子供の教育費において資金繰りが最も大変な時期と言われる大学時代を、出来れば夫婦が働き盛り頃に迎えたいものです。子供をもうける時期は、夫婦の年齢なども考慮した上、じっくり納得のいくまで話し合うことが大切です。
マイホーム購入時期は、銀行の融資の条件として勤続年数が問われたり、長期に渡る返済であることから年齢の制限があったりと、銀行によって融資条件が違うのもありネット上だけの情報では分かりにくい部分があります。直接銀行に足を運んで相談した上で、返済計画を立てじっくりと検討するのがいいでしょう。またファイナンシャルプランナーを通して、夫婦の人生設計を元に、マイホームの購入時期や子供の誕生を含むライフイベントをどうしていくかなどの具体的な相談をするのも1つの方法だと思います。
また子供にかかる費用と住宅にかかる費用を算出し、いつどのタイミングで子供をもうけるか、マイホームを購入するかを夫婦で話し合って検討していくことが重要と言えるかも知れません。しっかりと資金計画とライフプランを立て、憧れのマイホームと温かい家庭を手に入れましょう。