最近では「結婚式」と一言で言っても内容は多種多様になりました。リゾート地での新婚旅行を兼ねた結婚式や、お世話になった方をご招待する従来の方式、またレストランで挙式を行うアットホームなウエディングなどもあります。
今回は、それぞれの予算と内容の違いについて紹介いたします。
突き抜けるような青い空、どこまでも広がる壮大な海、 純白のウエディングドレスが映える絶好のロケーション。これが海外リゾートウエディングの魅力です。しかし気になるのはそのお値段。実際のところ、海外挙式に必要な費用はどのぐらいなのでしょうか？ 海外挙式の実施場所はハワイが半分程度、グアムが4分の１程度です。海外挙式の75%以上を占めているハワイとグアムの費用を見てみましょう。
まずハワイの挙式料の平均は約90万円、グアムの挙式料の平均は約85万円となっています。会場使用料金、衣装、小物、ヘアメイク、ブーケ、関係者の謝礼など挙式に必要なものを全てを含めた価格です。さらに旅行代金も考えなければなりません。式場までの交通費と宿泊金を含めた2名分の旅行代金は、ハワイで約70万円、グアムで約45万円程度。「挙式代金」と「旅行代金」を合算したものが海外挙式の費用になります。その額は、ハワイでは160万円程度、グアムでは130万円程度となります。
海外ウエディングのスケジュールは、挙式の6ヶ月前から動き始めます。まずは会場と日程を確定して、手配会社に申し込みを行います。3ヶ月前までには、招待するゲストと連絡を取り、交通・宿泊手段を手配の完了をさせましょう。早めに決定していくことが大切です。1ヶ月前までには、ウエディングドレスやパーティの演出など結婚式に関わる部分を全て決めます。
せっかく海外旅行も兼ねられるですから、オプショナルツアーの手配や人気レストランの予約なども忘れずに。あとは当日まで直前チェックの段階になります。ビザなどの必需品は必ずお忘れなきよう。場所が場所だけに、うっかり忘れてものをしたら取り返しのつかないことになりますから、くれぐれもお気をつけて。
「海外ウエディングは憧れるけど、年配の親族や親しい友人を呼ぶのに難しい……」という方におすすめなのが沖縄での挙式です。
国内リゾートウエディングの中で沖縄での挙式は人気があります。交通費と宿泊代を含んだ旅行代金は、東京都～沖罠の往復だと大人1名で7～8万円です。新郎新婦の2名が4泊した場合の料金は16万円程度になります。
挙式代金は、衣装、料理、招待するゲストの数で変動しますが、一般的な額はゲスト20人を招待して170～230万円ほど。この価格は交通費と宿泊代金も含めての値段ですので、旅費を自費負担してもらう場合はさらに低価格にすることが可能です。
注意点が1つ。沖縄は7～9月には台風が接近する確率が高くなります。可能ならばこの時期は外したほうがいいでしょう。オススメの季節は梅雨が明けた6月末です。この期間の沖縄は天気もよく、一足早い海水浴を楽しむこともできますし、何よりもジューン・ブライドです。
お世話になったゲストをたくさん招待したい場合は近場の会場が適切です。「結婚式」というイメージに近いのは、やはりこの様式でしょう。
近隣ホテルでの挙式料金は、ゲストを60人招待して約300～350万円のようです。挙式代でお金が掛かるのは食事代ですから、親族だけで行うリゾートウエディングより費用がかかってしまいます。
しかしながら、新郎新婦の両名が実際に支払っている金額は100～120万円程度が一般的な価格のようです。結婚を行うカップルのうち、約74%は両親から結婚資金の援助を受けており、その額は平均で約187万円程度というデータが出ています。
最近ではレストランウエディングも人気です。カジュアルな結婚式を望むカップルに支持されています。
レストランウエディングの魅力はなんといっても料理です。味はもちろんのこと、新郎新婦に思い出のある料理や、親族の方が育てた野菜を使った料理など、ユニークなおもてなしが可能です。
値段は場所によって値段が大きく変動しますが、平均的な値段は、ゲスト40人で約160～190万円のようです。一般的な挙式よりリーズナブルの価格となっています。
以上、4種類のウエディングを紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか？ 大切なことは「自分たちにあったウエディング」を選択することです。みなさまが素敵な結婚式を上げられることをお祈りしています。
