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結婚式の余興 使えるアイデア特集(1)

2015年01月30日(金)

結婚式の余興 使えるアイデア特集(1)

結婚式や披露宴の余興を考えるとき、色々ありすぎて、何をすればいいか迷ってしまう方も多いと思います。そこで今回は、ゲストを楽しませる余興にスポットをあてて実例やアイデアをご紹介します。

ゲストを楽しませる余興その1~定番の演出編

・キャンドルサービス
結婚式の余興、と言って、真っ先に思い浮かぶのは「キャンドルサービス」という人も多いのでは?お色直し後に再入場するとき、各テーブルをご挨拶しながら回る演出としては定番中の定番です。定番だからこそ、あえて他の演出を考えるカップルもいるでしょうが、結婚式に出たからにはキャンドルサービスを見たい、と期待しているゲストが居るのも事実。
近年はキャンドルの種類も豊富で、水に浮かべたフローティングキャンドルや、火をつけるとスパークする花火のようなキャンドルなど、ありきたりではない演出もたくさんあります。会場の装花やテーブルセッティングと共に、キャンドルの効果的な演出についても相談してみるといいですね。

・シャンパンタワー
タワー状、もしくはピラミッド状に積み上げられたシャンパングラスの一番上に、新郎新婦がシャンパンを注ぎ、すべてのグラスを満たす演出です。新郎新婦の手によって注がれたシャンパンが、一段、二段、三段とグラスを満たしていく様子は、すべての人の心に幸せが注がれていく様子を表しています。
注いだシャンパンをゲストにふるまうケースもあれば、見せる演出として考え、注ぐと発光する特殊な水を使ったり、ドライアイスを入れたりするケースもあります。光と音楽を効果的に使えば、とてもロマンチックで大人っぽい印象を与えるシャンパンタワー。絶好のシャッターチャンスとしてゲストにも喜ばれる演出です。

・ファーストバイト
ウェディングケーキを新郎新婦が互いに食べさせ合う定番の演出です。「ファーストイート」や「ケーキシェアリング」と呼ばれることもあります。新郎から新婦へは「一生、食べ物に困らせない」、新婦から新郎へは「一生、おいしいものを作ってあげる」との意味が込められている、と言われています。
新婦が新郎に食べさせるとき、わざと頬にクリームを付けたり、口には入らないような大きいスプーンを用意して無理やり食べさせたりするのはお決まりのパターン。単純な余興ですが、ほほ笑ましい雰囲気と、新婦の悪ふざけが会場の笑いを誘っておすすめです。

ゲストを楽しませる余興その2~映像やスライド上映編

・子どものころの写真をスライド風にまとめる
新郎新婦の赤ちゃんや子供時代の写真を見るのは、家族や古くからの友人にとっては涙が出るぐらい懐かしいもの。大きくなってから知り合ったゲストにとっても、二人の生い立ちは興味を持って見てもらえるはずです。なるべく出席しているゲストと一緒に写っている写真をセレクトするといいですね。近年はコンビニなどでも古いスナップ写真をデジタル化できるので、比較的簡単にスライドショーを作ることが可能です。

・ミュージックビデオ風の映像を流す
アーティストのミュージックビデオを真似して、自作した映像を流す演出も増えています。新郎新婦自身が作る場合もあれば、ゲストがサプライズで用意してくれる場合も。動画サイトなどで検索すれば、たくさん出てきますので、参考にしてみてください。永遠の愛を誓う曲や、ゲストからのプレゼントでは友情にフォーカスした曲も人気です。

・芸能人のビデオメッセージ
意外に思われるかもしれませんが、普段テレビによく出ている芸能人が、ビデオメッセージを贈ってくれる演出があります。好きなタレントさんを選んで、新郎新婦の名前を呼んでもらうこともお願いできます。まるで芸能人が友人のような演出に、ゲストはびっくりすること間違いありません。

ゲストを楽しませる余興その3~エンターテインメント編

・ゲストのダンスやカラオケ
あらかじめゲストにお願いしておいて、ダンスやカラオケを披露してもらいましょう。友人グループと一緒に新婦が歌ったり、新郎が友人とギター演奏を披露したり、新郎新婦が一緒に参加する演出も盛り上がります。

・歌や音楽の生演奏
プロに頼んで、本格的な歌や音楽演奏でゲストを楽しませる演出も人気です。費用はかかりますが、プロの生演奏は聞く方の満足度が高いもの。二人や家族にとって思い出の曲をリクエストすれば、心に響く演出となるでしょう。

・マジックショー
子供から大人まで、みんなで楽しめるのがマジックショー。ステージ上で行うマジックもあれば、各テーブルを回ってコインマジックなどを披露するパターンなどもあります。最後に新婦へのサプライズプレゼントが飛び出す、など結婚式ならでは、の演出が用意されることもあり、会場が一体となって楽しめます。

披露宴では余興をなるべく行わず、ゲストには食事や歓談でゆっくりしてもらう、という考え方もあります。しかし、ある程度は演出を用意した方がゲストの印象に残り、楽しかった、と思ってもらえることは間違いありません。ゲストをおもてなしするという気持ちを大切に、楽しい余興や演出を考えてみてくださいね。

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