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両家顔合わせの失敗段(6)

2015年01月30日(金)

両家顔合わせの失敗談(6)

花嫁のイライラが爆発!両家顔合わせの失敗談をご紹介します!

サプライズ演出~サプライズの意味が分かってない~

両家の顔合わせは、結婚式場がホテルだったので、そのホテル内にある料亭を予約しました。彼もネットで両家顔合わせの進行を勉強して当日も滞りなく進んでいきました。
婚約指輪は要らないと彼には言ってあったので、お互いに婚約記念の品物を交換しようと約束していました。金額は3万円くらいと事前に相談して、品物は当日まで秘密ということにしました。いざ、記念品交換というときになって、彼から渡されたのはブルガリの時計でした。えっ、という私にドヤ顔の彼。いやいや、えっ、3万円でしょ?という私の心の中の声をかき消すように、義妹たちの「すご~い!」という甲高い声が聞こえてきました。お礼も言わずに、「約束した金額と違うよね、私、約束した金額内におさめたんだけど。こういうの困る」と低い声で言うと、見かねた母が、ステキな品をありがとうございます、と彼と彼の両親に頭を下げていました。私が用意した、3万円弱のブランドもののYシャツを見たときの妹たちのテンションの低さは、今も忘れません。「サプライズの意味わかってる?される方が嬉しいと感じなきゃ、意味ないじゃん!」と後で彼と大喧嘩したのはもう笑い話ですが、家族の前でかっこつけたかったんでしょうね、サプライズで私を喜ばせたかったという彼と、恥をかかされたと怒る私は、二人とも自分の立場しか考えてなかったと、今はちょっと後悔しています。

(42歳 女性)

マリッジブルーな時期に輪をかけて、義理の両親も私の両親も、すべて私に頼ってく

ることで、私は両家顔合わせでブチ切れてしまったんです。

両家顔合わせは、もともと本当は嫌だったんです。なんだか、作られたシチュエーションをわざわざ作ること自体が、なんだか不自然ですし、そんなところで顔合わせをしても、本当の家族の姿なんて、両家とも見えないし見せないだろう、と思っていたのです。それに加えて、その1ヶ月前くらいから私はマリッジブルー。なぜなら、彼は両家顔合わせのお店選びや予約など、ほとんど手伝ってくれず、その理由が、男は仕事が忙しいからだと。私だって仕事の合間に必死になってやっているのに、女より男の方が仕事が優先なんだと言わんばかりです。私は男性と同等の仕事をしていたので、その考え方からして理解ができず、先が思いやられてしまいました。両家顔合わせの詳細を私が全て決めました。また、義理の両親から私の両親へ連絡をしたいといおっしゃられたので、私が詳細を伝えて、両親へ向けて、手紙を書いてくれれました。ところが、義理の両親は本当に抜けているのですが、大事な日時が入っていない手紙を送ってしまったそうです。これでは、どんな家庭と結婚するのだと私の両親に疑問を持たれても無理がないのですが、それらについて、両親も義理の両親も、みんな私に連絡をしてくるのです。どうなってるんだ?!と。
義理の両親が誤った手紙を出してしまったのが原因なので、その責任は彼の方にとってほしいところでした。このようなイライラが募る心境で、両家顔合わせの当日を迎えました。
結局、当日までのすべてのやりとりは、全部私にまわってきて、食事はなんだとか、何を持って行くのかだとか、何時からだとか、何を話せばいいんだとか…。それはもともと私たちの結婚に賛成していないから、このように責任を私におしつけてくるのではないか?!とまで思うようになりました。当日、彼はとても楽しそうだったのですが、なんと、会のしきりまで私にまわってきたのです。それでどうしますか、乾杯は何を飲むの?とか、さあ乾杯の音頭は誰がとるんと、すべての質問が私にまわってくるのです。もうそこで、頭のイライラ血管がぶち切れてしまい、酷い頭痛が襲ってきて、あまりの頭痛で私は「もういいかげんにしてよ!」と叫んでしまったんです。家族がゴキゲンなのか、不機嫌なのかも、本当のところよくわからなかったのです。それだけ、両家の顔合わせなのに、両家の連絡がうまくいかないというか、両家も合わないというか…。

(38歳 女性)

1つの失敗は、その後のすべてを意味する?

当時、結婚を考えていた彼と私は両家顔合わせのために都内のお店を予約しました。彼の両親は、実家の九州から来ると聞いていましたので、前日に都内で宿泊されるのかなと思っていました。約束の時間より少し早くお店に到着すると、彼からメールが届きました。メールの内容は「父さんが遅刻します」とのことでした。どうやら、彼の両親は朝のフライトで都内に到着した様子で、後々聞いてみると両親は福岡の自宅からそれぞれ別行動でお店へ向かったそうです。つまり、夫婦関係は良好とはいえない状況だったのです。そして、約束の時間から遅れて食事会が始まりましたが、なんと遅刻して現れた両親は軽く「すみませーん」というだけでした。
開始時間が遅れたことでお料理は急かすようにドンドン出てくる始末で、最後には時間がなくなってしまいました。とにかくお店を出る必要があるということで慌ててお店を去ったという感じでした。私は、すべてが台無しになったショックでまともな会話をする気力もなくなっていました。その後、彼からも謝罪の言葉がないまま結婚の話は進みましたが、やはり結婚は両家の親も関係することですのでこのようなことの繰り返しで、やがて破談となりました。

(31歳 女性)

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