お付き合いのあと晴れて婚約をしたカップルも、入籍への準備を進めていくうちにお互いの価値観のずれや、意識の違いから婚約解消となってしまったカップルも少なくありません。
今回は残念ながら別々の道を歩くことになったカップルの婚約破棄理由の中で、特に多いものをご紹介します。
最も多いと言われている婚約破棄理由です。最近は挨拶も簡素化し、結婚式の当日にパートナーのご両親と初対面するというケースもよく聞きますが、今後のことを考えたうえではやはり挙式・入籍前には一度お会いしておくほうがいいですね。
「結婚式の挙げ方にいちいち文句をつけてきたパートナーの親。結婚後もこれが続くんだろうなと思ったらうんざりしました。」
「農家に嫁ぐことになり、結納金の話になったとき金額でもめて、結局両家とも折れず。婚約破棄になりました。」
「私は結婚してからもばりばり働きたいのに、彼の実家は女性は家に入って当たり前、の考え方。夢が捨てきれずに結婚を断念しました。」
上記のような家族がらみの問題が起きた時に、同時によく聞かれるのが「パートナーが家族の言いなりで、何もフォローしてくれなかった。」という声。助け船を出してくれれば、まだ前向きに考えていけたかもしれないのに、思わず見せた頼りなさに幻滅してしまったという声が多く寄せられました。
「両親の言いなりで、一方的に意見を押し付けられたうえ、私にも「わかってくれるよね。」の一言で無理だなって思いました。
「母親の言うことにいちいちうなずいて「そうだよね。」と言う彼の姿がマザコンに見えました。」
また、他に多かった声は「挙式や新生活の準備中に見せた頼りなさ。」
「どれでもいいよ、の一言で何も決めてくれない。そのくせ決まったことにあとから口出ししてくる。残念な人でした。」
「仕事で忙しい、と口を開くたびに仕事、仕事…。そんなに仕事が好きなら私じゃなく仕事と結婚しろ!と思いました。」
男性と女性では結婚のスタンスが違うとよく言われますが、結婚はそもそも2人で築いていくもの。お互いに歩み寄って納得いくような努力をしましょう。
「出会って半年で婚約しました。当時はまだラブラブで盛り上がっていましたが、落ち着いてこれからの生活について考えてゆくと貯金額など不安が多く、別れました。」
「見えなかった欠点が目につくようになった。」
早急に結婚を決めるのは危険なのかもしれません。
「隠し子がいることがわかりました。入籍直前まで秘密にされていて本当にショック。」
「バツイチということが発覚し、大モメに。その事実より隠されていたことの方がショックでした。誠実さがないんだな、と思って・・・。」
「ギャンブルで作った借金が何百万の単位でありました。しかも、隠していたことをわびるでもなく「一緒に返済していこう。」と言われました。情けなさに涙が出ました。」
人には誰しも秘密があると言われますが、あまりに大きな秘密は及び腰になってしまうものです。
・宗教
「家族全員熱心な宗教の信者ということがわかました。結婚後は私も入信するように言われて怪しげな壺や掛け軸をすすめられました。とてもついていけないと思い、逃げるように婚約破棄しました。」
・なんとなく
意外に多いのがこの事例。
「なんとなく何もかもが面倒くさくなった。そこまで人生かけれる相手ではないなと思った。」というドライな意見もありました。
いかがでしたでしょうか?婚約破棄は、理由によっては弁護士に訴えられるケースもあります。くれぐれも婚約するときは慎重になりましょう。