結婚すると決めたら、さっそくスケジュールを立てます。恋人期間にすでに結婚を考えていたカップルは具体的なアイデアが幾つか浮かんでいるかと思いますが、人生で大事なイベント「結婚」へ向けて満足したプランを立てたいものですよね。ここでは結婚1年前から6ヶ月前までに行うべき3つのスケジュールをご紹介します。
お互いが結婚しようと決めたなら、それぞれの親への挨拶をしにいきます。挨拶は二人が出会ったきっかけや人柄などを親に紹介する機会です。すでに家族づきあいを始めていて知っている仲であれば、堅苦しくならず反対もされにくいでしょう。相手の親を訪問する際にはお菓子などの手土産も持参します。
パートナーの親に挨拶するときには服装の身だしなみに気を配ることも大切です。女性側はメイクも服装も派手すぎないように考慮しながら、ヘアスタイルや靴小物まで念入りにチェックします。男性側はシンプルなスーツで、清潔感のある髪型と靴で出かけましょう。
パートナーの家族に挨拶をする際には、カップルが望んでいる結婚式の形を具体的に話しておきます。「場所は決まっているのか」「予算はどうするのか」などの質問を親からされる可能性も高いため、考えている範囲内で詳しく伝えられるよう準備しましょう。ネガティブな話題は避け、始終明るい雰囲気を保ちます。自己紹介から別れの挨拶まではパートナーの両親に対する印象づけに大事なポイントですので、マナーを守ってきちんと行いましょう。
カップルにとってはさほど問題ではなかったことも、両親にとっては大事な問題だというケースがよくあります。特にパートナーの経済力や信頼性は結婚挨拶のタイミングで念入りにチェックされています。後々のトラブルを防ぐためにも嘘をつくことは避けて、ありのままの姿で相手のご両親と向き合って会話を進めていきましょう。
春秋は結婚シーズンとして人気であるため、結婚式会場は予約が埋まりやすい時期です。大安吉日を選ぶならば事前予約は1年以上前から行う必要も出てきます。カレンダーを見ながら日程の候補をあげ、家族やゲストとして招く人たちの都合を考えながら選択します。
また、雑誌やインターネットで結婚式場の情報収集をします。式場によりキャパシティや可能な演出内容や挙式スタイルが異なるので、二人の望むウエディングスタイルに合った条件で探すようにしましょう。
近年では海外ウエディングも人気があり、ロマンチックな南の島や古城でハネムーンを兼ねた挙式もできます。日本での挙式より招待できるゲストの人数は少なくなる傾向ですが、個性的で二人の思い出に残る結婚式になります。
両家の挨拶が済んだら「結納」の日程を決めます。結婚式と同様に縁起のいい大安吉日が理想的だと言われていますが、カップルにとって都合のいい日を選んでも問題はありません。地方によって結納のしきたりが異なってくるので、あらかじめ双方のやり方を確認しておけばスムーズに結納を行えます。
近年の結納は両家のスタイルに応じて臨機応変に行われます。9つの結納品を略式にしたり、結納返しも型にはまらずに婚約者同士の意向で決められたりします。結納金の金額は新郎新婦の年齢や両家の経済状況によって各家変動し、きりのよい数字10万、50万、100万のように設定します。いずれにしてもバランスの取れた金額を決めて、気持ちを込めて贈ることが大切です。
結納は行わず、本人と両家の親などが集まる「顔合わせ食事会」を行うパターンもあります。食事会の場合は日程と場所を決め、費用、婚約記念品を交換するか、料理のメニューをどうするかを決めればOKです。
いかがですか?結婚は人生における一大イベントです。結婚式に向けて色々な決め事をするのは楽しいことですから、未来のパートナーと一緒に素敵なウエディングプランを立てましょう。