大切な人と一緒に生活できる同棲。楽しみで仕方ないという方や、これからどんな家具や家電を買おうとウキウキしている方も多いことでしょう。しかし、同棲もあらかじめルールをしっかり決めておかないと、後々トラブルの元になる可能性が!そこで、問題を未然に防ぐために、最初に決めておきたいルールについて見ていきましょう。
同棲していて問題になりやすいのが、お金に関すること。何とかなるだろうと思って事前の話し合いを怠ってはいけません!少しデリケートな話題で切り出しにくいと感じるかも知れませんが、これから一緒に生活する仲ですので思い切って相談しましょう。一般的お金の分担方法としては、以下の3つのパターンに分かれます。
・家賃、光熱費、食費も全て半分に分ける
お互いに仕事をしていて、安定した生活を送れるほどの収入があるカップルに多いのがこのパターン。お金に関しても平等に分けることで、対等な立場で向き合えるという利点もあります。
・収入に合わせて支払う額を決める
どちらか一方がパートで働いている場合や、これから転職の可能性があるカップルにおすすめの方法がこちら。多く稼げる方が相手を支えるというシステムで、協力体制が生まれるのがメリットです。ただし「どちらか片方がいつも多く払うなんて不公平」と感じる人にはおすすめしません。
・光熱費や食費は共通の財布を作ってそこから支払う
毎月変動のある光熱費や食費。二人で細かく分けるのも面倒だし管理しにくい、という方が実践しているのが、共通の財布を作る方法です。毎月いくらずつ入金するかを決めておき、二人の支払いにはその財布を使います。これならお金の計算をする手間も省けて、余ったお金は二人の貯金に回すことも。共通の口座を開いて、光熱費や家賃の引き落としに使うという方法も便利ですね。
共同生活をするうえでどうしてもトラブルになりやすいのが、掃除や料理など家事の分担。二人の関係や性格、ライフスタイルに合わせて決めるのがうまくいくポイントです。
・当番制にして平等に
月・水・金は自分、火・木・土はパートナー、というように何曜日は誰が家事全般を担当するのかを決めておけばお互いの負担も平等です。
・得意な人が担当する
料理や掃除、洗濯など、どれが得意かを二人で話し合って分担しましょう。得意な家事なら苦にならず、不満が出にくいのが魅力です。ただし二人とも料理が得意、二人とも洗濯は苦手、という場合には当番制の方がおすすめ。
・あえて分担せず、できる人がやる
二人で協力して生活していく体制が整っているカップルにぴったりなのが、分担をしない方法。勤務時間が変動的なカップルに向いています。早く帰った方が料理や買い物を済ませたり、出勤が遅い日には掃除を済ませるなど臨機応変に対応できますね。
同棲し始めの頃はいつも同じ部屋で過ごしていても、時間が経過してくると一人の時間も必要になるもの。そのうえ万が一ケンカをしてしまった場合、冷却期間を置きたいと思ってもワンルームで生活していたら行き場がなくなってしまいます。そこで間取りを決める際には、最低でも二部屋ある物件を選ぶのがおすすめ。また、たまには一人の時間を設けたり、別行動をするなど「いつも一緒に居なければならない」という義務感を感じないようにする工夫も大切です。お互いを尊重して、プライベートに干渉しすぎないのも同棲が上手くいく秘訣ですね。
いかがでしたか。楽しいことばかりではないのが同棲生活。大好きな人と一つ屋根の下で生活するからこそ発生する問題もあります。決められるルールは最初に決めておいて、二人で協力して生活する体制を整えておきましょう。